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4件
勁草
著者 黒川博行
橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!
勁草
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勁草
2018/01/24 22:03
勁草を読んで
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒川作品の面白さがつたわりました。橋岡を主人公としてオレオレ詐欺の顛末を読んでいきましたが最後に一ひねりあり橋岡が無常にも犯人にさせられてしまうところが人生の不合理や運命を感じ、ほんとの人生も実際にこんなものか。ほんとに悪いやつが得をする場合も往々にして多いのではないかと思いました。
勁草
2018/09/15 11:23
勁草
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
勁草とはどういう意味でしょうか。2文字の表題作品は多くありますが今回調べてもわかりませんでした。黒川作品は悪人がなかなか憎めないですね。とことん悪ですが何故でしょう。刑事も個性があります。大阪弁にごまかされているのでしょうか。追っかけっこですが。読みごたえは十分でした。続々新しい作品を期待します。
勁草
2018/01/19 18:04
知らない世界
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもながら登場人物が多いですが、ネタはリアルタイムで、読みやすかった。
実際のオレオレ詐欺がこんな内容だったら、表向きで報道されてる内容はごく一部なんだなと思う。
最後は、期待を裏切られたが、読後はモヤっとした感じはなかったです。