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6件
京都鷹ヶ峰御薬園日録
著者 澤田瞳子
京都鷹ヶ峰にある幕府直轄の薬草園で働く元岡真葛(まくず)。ある日、紅葉を楽しんでいると侍同士の諍いが耳に入ってきた。「黙らっしゃいッ!」――なんと弁舌を振るっていたのは武士ではなく、その妻女。あげく夫を置いて一人で去ってしまった。真葛は、御典医を務める義兄の匡(ただす)とともに、残された夫から話を聞くことに……。女薬師・真葛が、豊富な薬草の知識で、人のしがらみを解きほぐす。
師走の扶持 京都鷹ヶ峰御薬園日録
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ふたり女房
2023/02/25 20:52
おもしろく読みました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代を描いた小説の舞台は、なんと言っても江戸が多く、私もたくさん読んできました。
江戸ではない所を描いた小説といえば、葉室麟さんが有名です。
京都といえば、澤田ふじ子さん瞳子さん。
瞳子さんの江戸時代小説を、初めて読みました。
葉室さんとはタッチが異なるかもしれないけど、丁寧な描き方は似ていて、好感が持てました。
師走の扶持
2018/05/17 12:45
真葛のこれから
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代のミステリー。
ちょっと変った薬園の人々と医師・患者・薬師が登場する。
お母様の澤田ふじ子さんとはちょっと違った視線から市井の人を見つめている。
奈良時代ものも面白いが、真葛さんのこれからを早く読みたい。
ふたり女房
2016/09/17 00:08
爽やかな読後感
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
中古時代の作品が多い澤田瞳子さんには珍しい江戸時代物
それでも、公営の京都鷹がヶ峰御薬園(薬草園)という、いつも通り、あまり知られていない場所が舞台で、他の時代小説とは少し違う味わいを加えている
江戸にはない、京都ならではの公家との関係なども楽しめた

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