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3件
先生と僕
著者 坂木司
僕の先生は中学生! ひょんなことから大学のミス研に入った恐がりな僕は、家庭教師の生徒である隼人くんから古今東西のミステリー作品の講義を受けることに。出かけた先で遭遇する様々な「日常の謎」を2人で解決していくミステリー連作集。
先生と僕
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先生と僕
2019/10/22 10:00
逆転した関係がけっこうおもしろい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『先生と僕』は、坂木司らしいやわらかさのある連作短編集です。
作者お得意の日常の謎ミステリーで、“僕”の一人称視点で語られます。
大学生の“僕”はミステリ同好会新入部員ですが、
極端な恐がりのため殺人の出てくる小説は読めません。
彼にミステリを教える“先生”は、
家庭教師先の教え子であるミステリマニアの中学生。
この、逆転した関係がけっこうおもしろい。
古今東西の名作ミステリーの紹介や、他の作品とのリンクもお楽しみです。
先生と僕
2019/03/17 21:47
ほのぼの。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学生で一応家庭教師の僕と、中学生で一応生徒の隼人くん。僕の優れた記憶力を隼人くんがうまく使い、日常の中の謎を解決していく。
素直で怖がりで、殺人の起こらない小説しか読めない僕と、ミステリー好きで大人びた隼人くんのコンビが、いい味を出している。僕のゆるいひとりボケとツッコミも、ほのぼの。
ほのぼの、ほっこりとした雰囲気の小説で、あたたかい気持ちになれる。
先生と僕
2019/11/18 17:58
勘違い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじに載ってた名前で、先生というのは女性だと勘違いしてました。
まったく違ってましたね。
先生と僕の関係性もあって、どこかほのぼのしたストーリーになっています。