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51件
告白
著者 著者:湊かなえ
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
告白
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2024/10/29 16:17
素晴らしい本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件の真相が、関係者の告白によって明らかになっていきます。事件後の新たな動きにも引き込まれます。しかし、最後の最後まで何も救いがありません。
2024/10/23 12:28
人間心理の描き方がうまい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく第一章『聖職者』があまりにも衝撃的でした。もしこれで完結した短編だったとしても高評価されていたに違いありません。もちろんそのあとの視点が変わっての告白の連続には驚かされたし恐怖や些細な謎解きの醍醐味もあり良かったのですが、最初の章を越えるまでには至らずと個人的には思っています。それにしても犯罪者や被害者、あるいはそれを取り巻く人間の心理をきっちりと描いていて感心しました。
2024/10/22 09:34
一気に読んでしまいました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真宵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
稀に読みにくさを感じた部分はありましたが、全編通して読み進めずにはいられませんでした。
第一章では、
犯人や取り巻く人物の言動の異様さを感じていましたが、
その後の独白を読むにつれて、その行動をするに至った動機や背景・思惑に、思わず同情してしまいました。(特に渡辺修哉くんの遺書メッセージ)
ただ、最終章の森口悠子の言葉で、渡辺くんのメッセージがバッサバッサ切り捨てられていくのを目の当たりにし、
自分が渡辺くんのメッセージにまんまと絆されて、同情していたことに気づかされ、
実生活でも共感しすぎることに気をつけないといけないなと思いました。笑
(渡辺くんは頭のいい子ということで、あのメッセージも自分に都合の良いように受け取ってもらうためのブラフだったのかもしれません。。怖い怖い。。)
下村母の教育実態は、反面教師にしよう。
自分が思いたいように思い込むのではなく、親子であってもあくまで他の人間。
コミュニケーションを継続的に取っていく事が大切。
美月ちゃんと渡辺くんが、「研究室」でキスした流れはイマイチ分かりませんでした。笑
深夜に男女で二人きりの空間にいると、そういう雰囲気になっちゃう・流されちゃうのかなぁ。笑
下村くんの独白内容に、だいたい共感してしまったので、
「私も今後、心が弱い自覚を持って過ごしていこう」と思いました。笑
2024/10/22 読了
(レビューを書く習慣をつけようと思い初めて記載しました。読みにくい部分等ご容赦ください。)