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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 11件

電子書籍

越境捜査

著者 著者:笹本稜平

迷宮入り事件を追う警視庁捜査一課の鷺沼は、パチンコ業界の雄・飛田を訪ねていた。事情を聴取したのは、飛田の甥・川端について。川端は、ある電子部品会社の社長を殺した殺人容疑で勾留中に自殺を図っていた。捜査を開始した鷺沼に声をかける男がいた。神奈川県警の刑事・宮野。はからずも再びコンビを組むことになった2人にたちはだかる飛田の影。前作を凌ぐ長編警察小説。

挑発 越境捜査

税込 759 6pt

挑発 越境捜査

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本相剋

2023/03/27 19:57

インサイダー取引?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

警視庁と神奈川県警の刑事がタッグを組んで、警察や政治の世界の悪党に立ち向かうお決まりのストーリーの越境捜査シリーズ。殺人、インサイダー取引、汚い金に群がる犯人を追い詰める。政治家の息子、その親類縁者、警察同士の縄張り争いなのか癒着なのか?スパイの動きをする警察がいて、たくさんのことが絡み合い、まじではまる!最後に以外な展開があり、気が抜けなかった。

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紙の本越境捜査 下

2017/12/15 12:08

緻密な構成と、どんどん謎が深まっていく展開に圧倒されました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

緻密な構成と、謎が謎を呼ぶような展開に圧倒されました。本作では、警察内部の熾烈な権力争いに、12億円もの現金が絡むことで命懸けの戦いへと突き進む。その諜報・暴力機構を動員した戦いは、まるで二重三重スパイが血みどろの戦いを繰り広げるスパイ戦争の迫力がある。登場人物では、韮沢・鷺沼は基本的に良識派であるが、その他はむしろ欲望に弱い普通もしくは普通以下の人間である。まず、宮野刑事に関してはむしろ卑劣とも言える悪徳警官のお手本みたいな人格なのだが、その軽いノリで徐々に良心を目覚めさせていく辺りが面白い。そして、ヤクザ・福富は昔ながらの義侠心を持ち合わせた任侠の人として実に魅力的である。

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紙の本越境捜査 上

2017/12/15 12:06

緻密な構成と、謎が謎を呼ぶような展開に圧倒されました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

緻密な構成と、謎が謎を呼ぶような展開に圧倒されました。本作では、警察内部の熾烈な権力争いに、12億円もの現金が絡むことで命懸けの戦いへと突き進む。その諜報・暴力機構を動員した戦いは、まるで二重三重スパイが血みどろの戦いを繰り広げるスパイ戦争の迫力がある。登場人物では、韮沢・鷺沼は基本的に良識派であるが、その他はむしろ欲望に弱い普通もしくは普通以下の人間である。まず、宮野刑事に関してはむしろ卑劣とも言える悪徳警官のお手本みたいな人格なのだが、その軽いノリで徐々に良心を目覚めさせていく辺りが面白い。そして、ヤクザ・福富は昔ながらの義侠心を持ち合わせた任侠の人として実に魅力的である。

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紙の本挑発

2013/06/09 21:28

奇想天外な警察小説シリーズ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

笹本稜平の警察小説である。メインタイトルが挑発で、サブタイトルが越境捜査となっているが、越境捜査シリーズの第2弾という位置付けである。すでに、越境捜査というタイトルで出版されている小説で、しかも、すでに第3弾も出されている。もちろん、知っていれば第1弾から先に読んでいた。

 警察小説ではあるが、警視庁と神奈川県警、さらに仲間が加わってグループが構成されている。グループの目的は当然犯罪捜査である。また、グループとはいっても非公式なグループである。公式にそのグループで捜査が行われるわけではない。とくに警視庁と神奈川県警は仲が悪いと言われれいるそうである。

 そういう設定を聞かされると、実際には有り得ない話で、非現実的な捜査を小説にしたものだと思いがちである。たしかに、そういう部分はかなりある。人間関係は組織の関係とは異なるので、仲が悪いとは言っても必ずしも人間関係でつながった仕事は有りうるであろう。

 笹本の山岳小説などは読んだことはあるのだが、警察小説は初めてである。描い方は実に細かい。つまり、ストーリー展開に無関係なことが多いということである。文庫本にしては頁数がかなり多く、分厚くなっているのはおそらくそのせいであろう。

 しかし、事件の中身はそうでもしないと読者には理解不能として途中で挫折されかねないほど複雑である。また、話の展開を予断させない、明かさない書き方なので、突然展開が変わったりする。それはそれで面白いし、飽きも来ない。こういう描き方もあるのかという印象がある。

 今からシリーズ第1弾を読む気にはなれないが、第3弾は読んでみたいと思う。警察の暗部を暴露している真偽は分からないが、その辺りの知識を収集して読者に知らせるのも特徴を持たせることになるかも知れないが、話の展開を滑らかにすることを心がけてほしいものだ。

 次は笹本の山岳小説を読みたいところである。ただし、ヒマラヤなどではなく、国内のありふれた山を舞台にしたものが良い。

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紙の本相剋

2023/05/30 14:58

相剋

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

第8弾です。あと1冊あります。巨悪との闘いのはまだ続きます。宮野の憎たらしい態度は相変わらずでしたが、今回は意外な結末で少しかわいそうかな。鷺沼は上司の三好と宮野の金儲けにイライラ度合いが面白いです。最終作待っています。

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紙の本転生

2022/07/01 13:51

転生

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

第7弾です。残念ですが笹本先生が亡くなりました。遺作も少なくなりました。越境捜査は後2作あります。じっくり楽しみたいと思います。今回もなかなかのストーリーですね。最後までどうなるのかの展開でした。宮野、鷺沼のコンビは。

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紙の本孤軍

2021/05/15 15:06

孤軍

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

トコトン警察幹部の悪事がすごいですね。警察庁の次長までなおになると何とも言えないですね。次作はどうするのでしょうか。今回は2億5千万ゲットです。これはクセになると思います。ドンドンスケールアップしていくのしょう。

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紙の本偽装

2019/04/06 16:34

偽装

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

越境捜査チームが円滑に進みだしました。彩香の活躍が見事でした。しっかりとしたチームの一員ですね。悪党から少し軍資金を奪ってもいいのではないか。そうなると少しおかしくなるかな。いまのままで正義を追求していくのかな。次回の悪党はどんな人か楽しみです。

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紙の本逆流

2018/07/06 14:05

逆流

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

越境捜査の第3弾です。益々快調です。越境でもないですね。ほぼ警視庁のメンバーで新たな新人も追加され今後の活躍が楽しみです。でも今後総理を狙う代議士が出世のために4件の殺人は少しやりすぎかな。小説としては面白いですが。極端な悪は必要ですが、もう少し現実味があればとも思います。

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紙の本破断

2016/01/19 10:57

破断

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

神奈川県警と警視庁のコンビがいいですね。第3弾まってました。TVドラマの影響もあり、小説を読んでも顔が浮かんできます。これはもうしょうがないですね。でも面白い。

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紙の本相剋

2020/11/18 22:44

期待が大きすぎたかな?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ第8弾 
なんとな~く最初から犯人は分かってくるのだが、捜査は後手後手に回り核心部分に近づきながらも、決定的な証拠があがらない。
鷺沼達と共に焦燥感を味わうことになる。
犯人は鷺沼達の捜査本部で挙げることは出来ずに、待ってましたの展開(経済的制裁)もなく、肩透かしの結末でした。

次作品では、タスクフォースの面々にもっと活躍してほしいです。

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