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22件
インシテミル
著者 米澤穂信 (著)
アルバイト情報誌に掲載されていた仕事は「ある人文科学的実験の被験者」になれば、時給1120百円…つまり11万2千円がもらえるというもの。これは誤植か? そんな仕事が実在するのか? 破格の条件につられて応募し、選ばれたのは12人の男女。とある地下施設に閉じ込められた彼らは、<実験>の内容を知り驚愕する。それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった──。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場! 映画化原作。
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インシテミル
2017/08/24 08:22
ミステリへのオマージュ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信作品はほぼ網羅した気になっていたが、あれ、これは読んでいないなと何気なく手にとった一冊。面白い!とにかくその一言。面白い。なぜ今まで読んでいなかったのか悔やまれる。これはどういうこと?次はどうなる?と、一生懸命頭を働かせて、それでもなかなか理解が追いつかないのだが、その頭の疲労感も心地よい。裏表紙に「新感覚ミステリ」と書いてあるので、いわゆる本格ミステリとは少し違うのかもしれないが、そのズレこそが醍醐味であり、米澤穂信の力量を示していると言えるのではないだろうか。
2024/08/30 17:00
良い本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初登場人物多いのでどうかなとと思いましたが、一気に読みました。結末は予想できず、結局犯人も当てられませんでした。
2024/07/13 13:14
エイガハミナイ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画の評判が悪かったので、しょうもないデスゲームものなんだろうなとすっかりスルーしていた作品
いざ読んでみたらかなり面白かったですね 主人公がほぼほぼ冷静だったので、思いのほか嫌な思いをしなくてすんだというか(デスゲームものそれでホンマにええのか?という気がしないでもない)
面白いB級映画(続編あきらかにないのに出しそうな空気のエンディング含めて)というのはこういうものなのだろうなと思いました
ラストある人物が報酬もらいすぎのような気がするなあ