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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 7件

昭和の名将と愚将

著者 半藤一利 , 保阪正康

恩賜の軍刀を与えられた秀才組に名将はいなかった
責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。

第一章 栗林忠道
第二章 石原莞爾と永田鉄山
第三章 米内光政と山口多聞
第四章 山下奉文と武藤章
第五章 伊藤整一と小沢治三郎
第六章 宮沢繁三郎と小野寺信
第七章 今村均と山本五十六
第八章 服部卓四郎と辻政信
第九章 牟多口廉也と瀬島龍三
第十章 石川信吾と岡敬純
第十一章 特攻隊の責任者 大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大

*電子書籍版では掲載されていない写真があります。

昭和の名将と愚将

税込 800 7pt

昭和の名将と愚将

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評価内訳

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昭和の名将と愚将

2009/01/05 17:39

愚将篇は必読

14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る

 文春新書には、雑誌『文藝春秋』に掲載された座談会、対談を補訂して出版されたというものが何点かある。いずれもよくできたものが多く、この会社の雑誌づくり、企画力の秀抜さを感じさせる。本書はその内の一書とも言えるが、前半(名将篇)は、本誌ではなく『オール読物』の07年3~9月号に掲載されたものであり、後半(愚将篇)は本書のための語り下ろし、となっている。 前半(名将篇)も面白いが、特に必読であるのは、語り下ろしである後半(愚将篇)部分である。 愚将としてとりあげられているのは、服部卓四郎、辻政信、牟田口廉也、瀬島龍三、石川信吾、岡敬純、大西瀧治郎、冨永恭次、菅原道大の9氏であるが、全て亡くなられている。 瀬島龍三氏は07年9月4日に亡くなられているから、本書は愚将としてとりあげられた全ての方が亡くなられた後の出版(08年2月)ということになる。

 昭和の戦争を主導した軍人の多くの責任倫理の希薄さについてはいろいろな文献で取り上げられており、本書で挙げられた9人についての例示も、多くは他の文献で既知であるものが多い。しかし、こうしてまとまって読むと、あらためて不愉快になってくる。 もっとも、こうした無責任、恥知らずな人物の相似形、ミニ版は現在においても身近にその例が容易に見出せよう。

 例えば、服部卓四郎については、「服部という人は東條(英機)にとってそうとう使いやすいところがあったのでしょうね。どんなやっかいなプランニングをやれと言われても、紙1枚にパッとまとめて、東條に示したのではないでしょうか」(保阪;186)などと語られているが、この東條・服部の関係などは小泉元首相・竹中元大臣のコンビを連想させる。

 9人共にひどい方々であると思うが、私が特に悪質、卑劣というか恥知らずであると感じるのは、「第9章」で取り上げられている「牟田口廉也と瀬島龍三」である。 牟田口廉也については、戦後に実際に本人と面談した半藤氏のコメントを読むだけでも、牟田口という名前を聞くと元兵士のだれもがブルブル身を震わせて怒った(p.200)ということが納得、同感できる。

 多くの部下を徒に死に追いやりながらも自らは生き延びたこうした「愚将」の中で、現在でも知名度が高いのはなんと言っても瀬島龍三であろう。 しょせんは、「資料をつくる便利なやつ」であり、「茶坊主」であった(p.209-10)のであろうが、 知名度が高いという事実そのものが、この人物の無恥を示すものであると思う。 “敗軍の将”とは言えども、生活の必要性までを否定できないから民間企業で禄を食むことまではやむを得ないとしても、公職活動にまでしゃしゃり出たのでは同情できる限度を超えている。そして、あくまで自らの過誤を押し隠し、消極的に秘匿するだけにとどまらず、積極的に他人の資料にまで改変を加えようとしたその姿はおぞましいというほかない。

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昭和の名将と愚将

2024/11/28 19:42

良いですね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

半藤利一さんと保阪正康さんの対談形式です。文章も平易に読めました。二人の取材の裏話も含まれていて、興味深かったです。

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昭和の名将と愚将

2021/02/11 10:22

愚将の、愚将による、愚将のため(帰責)の<敗戦>と<大量死>

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、元々「オール読物」に連載された著者二人の対談記事をまとめた全体頁の約2/3を占める「名将篇」(第一章から第七章まで)と、追加の対談を加えた「愚将篇」(第八章から最終の第十一章まで)で構成される。

ヒット映画の影響で評価を上げた栗林忠道を採り上げた第一章と特攻作戦の責任を負う三人(大西瀧治郎、冨永恭次、菅原道大)に言及した第十一章を除いて、各章毎に二人ずつ陸海軍の将軍たちを選び、著者(半藤一利、保阪正康)は直接証言や間接証拠を挙げつつ、評価を下してゆく。

「敗軍の将は兵を語らず」(負け将軍は兵法を語ったり、弁解をする資格がない)とは『史記』の箴言だが、後半部の「愚将篇」を読むと、情実絡みで出世し強権を振った愚将たちが、誤謬と欺瞞に満ちた作戦計画を立案推進し、数多の兵卒を死地に赴かせた挙句、戦後、自己弁護に終始し、如何に厚顔無恥に生き延びたかを知ることとなる。

ノモンハン悲劇の元凶たる服部卓四郎、シンガポール華僑(抗日分子)大虐殺事件の首謀者たる辻政信、東條英機を後ろ盾にインパール攻略戦を専断遂行した牟田口廉也、兵站支援無き最前線の実情を顧慮することなく進軍を命ずる軍上層部。まったく腹立たしい限りだ。愚将の、愚将による、愚将のため(帰責)の<敗戦>と<大量死>だ。

戦後生まれの一読者としては、自ら選べぬ上官からの無謀な行軍命令で没した兵卒が背負った哀しみを、生還叶った戦友たちの無念さ滲む「証言」(数珠を握り締め、元司令官の無能無責任を指弾する声)から汲み取るほかない。なんともやるせない…。

誤算続きのなか急遽、司令部を移動させた聯合艦隊司令長官古賀峯一大将の搭乗機が遭難、全員殉職し、悪天候で随伴航路を外れ不時着した二番機の参謀長福留繁中将らが比国ゲリラの捕虜となったことで、持参する軍事機密情報がゲリラ経由で米軍に察知されてしまったという(昭和十九年三月末日)。

利敵結果を招いたこの「海軍乙事件」では、機密文書の破棄や拘束への抵抗、自裁を怠った参謀長を不問に付した海軍の「身内に甘い体質」(閉鎖的家族主義による無責任さ)が際立つ。愚将の、愚将による、愚将のための<隠蔽><改竄>が虚しい。

作家業の筆を永遠に折った歴史探偵、昭和史の語り部、半藤一利氏の逝去を悼むとともに、白日の下に晒された暗黒の歴史裏に眠る名も無き同胞と本書を紐解いて心を痛めた読者に幸あらんことを願う。

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