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体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉
著者 伊藤亜紗
「できなかったことができる」って何だろう?
技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで――
・「あ、こういうことか」意識の外で演奏ができてしまう領域とは
・なぜ桑田真澄選手は投球フォームが違っても結果は同じなのか
・環境に介入して体を「だます」“農業的”テクノロジーの面白さ
・脳波でしっぽを動かす――未知の学習に必要な体性感覚
・「セルフとアザーのグレーゾーン」で生まれるもの ……etc.
古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、
柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、
小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、
暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して
、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。
日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに!
体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉
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体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉
2023/10/29 18:10
「脳の感覚」と「体の動き」の誤差をカバーするテクノロジー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノホホン - この投稿者のレビュー一覧を見る
運動をする時に,脳の中の感覚と身体の動きは一致していないという。そこに気が付かないまま練習すれば,かえって身につくのが遅れる。脳と体の誤差を埋めるテクノロジー(ピアノ演奏の感覚トレーニングのエクソケルトン,卓球トレーニングシステムのスピンポン,ゴルフ練習システムノバーチャルシャドウ,できるへのジャンプを誘導するブレイン・マシン・インターフェイスなど)や,誤差を生じるメカニズムを基礎解析する試み(自分の運動を本人目線で撮影するモノアイ,架空のしっぽを振る練習のブレイン・マシン・インターフェイスなど)について紹介・解説されていて興味深い内容の一冊。
ただ,メカニズムからテクノロジーへと順序立てて解説されていないためか,整理して理解するのに少々苦労しました。
体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉
2023/02/05 15:55
体の可能性
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:令和4年・寅年 - この投稿者のレビュー一覧を見る
体の機能を研究する理系のエンジニアたちの研究を分かりやすく紹介する。驚きの数々だった。イメージの情報によって実際の身体能力の向上につながることに可能性を感じた。