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2件
波の塔
著者 松本清張
男は駈け出しの若い検事・小野木喬夫。女は……はっとするほど美しい、謎のひと。おたがいの身の上も知らず、偶然に出会った二人は、会うたびに惹かれあっていくが、女は決して自分のことを語らない。悲しい予感がつきまとう恋がひそかに深まっていくのを、ひたと見つめる若い娘たちの瞳があることを、二人は知らない。ついに決心して旅に出た恋人たちを運命は翻弄する。たびたび映画・テレビドラマ化されたこの作品は、香り高い恋愛にサスペンスが加わった、異色の恋愛小説です。
波の塔(下)
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2019/01/03 21:58
上品
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たー - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一印象を一言で表すと「上品」だと思います。人の黒い感情にも品を感じました。きれいごとを並べたという意味ではないです。時代背景の描写も繊細で、わたしの知らない時代ですが、世界に引き込まれました。
波の塔 新装版 下
2023/12/31 20:01
清張本
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説ですが、松本清張の書いた恋愛小説という感じがしました 松本清張はいろいろ読んで見たけど恋愛小説は初めてです。登場する男女の関係がいつもの清張が書く社会派ミステリーをより一層切なくした感じがして楽しめました。