- みんなの評価
58件
俺たちの箱根駅伝
著者 池井戸潤
池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
若人たちの熱き戦いが、いま始まる!
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
俺たちの箱根駅伝 下
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2024/05/17 14:00
リアル以上にリアルかもしれない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:通りすがりのおっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで当事者になったかのように選手、監督、報道関係者の葛藤が伝わってくる。今まで現実の箱根駅伝の世界はテレビの向こうでしか知らなかったけど、本作を読んで解像度があがった気がしました。
2024/05/16 19:47
マラソンものは良作が多い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほぼ全区間で泣いてた。
『風が強く吹いている』も大好きな作品で、泣きながら読んでいたが、本作も同じく。マラソンものに弱い。とくに箱根は自分も毎年楽しみにしているし、絵が浮かぶ人は多いのでは。
あまり小説を読んでない人にもオススメできる作品。
2024/12/21 09:21
スピード感あふれる物語
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱根駅伝当日のレースが一区間ずつ書かれています。
そのため、その選手の境遇や箱根駅伝にかける思いが、詳細に書かれていて泣けました。
そして、タイムだけでなく個性を把握している甲斐監督は、素晴らしい指導者です。