俺たちの箱根駅伝 下
著者 池井戸潤
池井戸潤の最新長編の舞台は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。青春をかけた挑戦、意地と意地のぶつかり合いが始まる。ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。中継...
俺たちの箱根駅伝 下
商品説明
池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
青春をかけた挑戦、意地と意地のぶつかり合いが始まる。
ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。
中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。
東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、
プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた――。
テレビマンの矜持(きょうじ)を、「箱根」中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?
一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗。
新監督の甲斐が掲げた「突拍子もない目標」の行方やいかに。
そして、煌(きら)めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。
全てを背負い、隼斗は走る。
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リアル以上にリアルかもしれない
2024/05/17 14:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:通りすがりのおっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで当事者になったかのように選手、監督、報道関係者の葛藤が伝わってくる。今まで現実の箱根駅伝の世界はテレビの向こうでしか知らなかったけど、本作を読んで解像度があがった気がしました。
マラソンものは良作が多い
2024/05/16 19:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほぼ全区間で泣いてた。
『風が強く吹いている』も大好きな作品で、泣きながら読んでいたが、本作も同じく。マラソンものに弱い。とくに箱根は自分も毎年楽しみにしているし、絵が浮かぶ人は多いのでは。
あまり小説を読んでない人にもオススメできる作品。
スピード感あふれる物語
2024/12/21 09:21
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投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱根駅伝当日のレースが一区間ずつ書かれています。
そのため、その選手の境遇や箱根駅伝にかける思いが、詳細に書かれていて泣けました。
そして、タイムだけでなく個性を把握している甲斐監督は、素晴らしい指導者です。
素晴らしい本です
2024/08/29 11:05
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に引き続き、素晴らしい作品です。下巻はスピードアップして突き進んでいきます。幕引きはあっと驚く結末になっています。
夢のような箱根駅伝
2024/08/24 17:10
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生連合チームの監督が、ステキ!こんな風に選手を導いていけたらいいなと思う。池井戸潤さんらしく、いろんな仕掛けがあって一気に読んでしまった。
来年の箱根駅伝が早くも楽しみ
2024/06/12 15:39
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』は、上下2巻の長編小説である。
上巻は「第一部 決戦前夜」、下巻は「第二部 東京箱根間往復大学駅伝競走」で
上巻では本選に出場できなかった大学から集まった関東学生連合チームが
さまざまな困難からやがてひとつに結束していく姿と、
お正月の一大スポーツイベントを中継するテレビ局に渦巻く人間模様を交差させてきた。
そして、いよいよ下巻では「箱根駅伝」のレースが描かれることになる。
上下巻を読了した素直な感想をまず書いておくと、何度も泣きそうになった。
それぐらいうまく描かれている。
特に下巻はいけない。何故、こうまで心をゆさぶってくるのか。
実際の「箱根駅伝」に筋書きなどない。
しかし、これは物語だ。
試合当日の天候も、選手間の駆け引きも、選手たちの個性も、
みんな池井戸がこしらえあげた世界だ。
なのに、読み手はおもいがけないものを見ることになる。
それは、泣きたくなるくらいの感動だ。心をゆさぶるものだ。
こんな一節がある。
「ドラマは敗者にこそ宿る。箱根駅伝とは、畢竟、敗者の美学そのものだ。」
それでいて、ゴールにたどりついた若者たちには勝者も敗者もないように思える。
そこにあるものは、ゴールではない。
はじまりだ。
「箱根駅伝」は、はじまりのスポーツ。
だとしたら、この大会が正月に行われる意味はそこにこそあるのではないか。
こんないい物語を読んでしまったら、来年の正月が早くも待ち遠しい。
続編が読みたい
2024/05/30 23:20
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投稿者:くにさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
俺も陸上部に入って駅伝を経験したかったな。読み終わるのが惜しいと思わせる本でした。来年の箱根駅伝が楽しみだ。続編はもっと楽しみだ。
かつてのキャプテン・甲斐が胸に刻んだもの
2024/05/02 14:04
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中に才能のある者はいくらでもいる、足りないのは尺度。様々な角度から選手を評価していく、明誠学院大学の諸矢監督の言葉です。その諸矢からたすきを受け継いでチームの指揮をとる、甲斐新監督の目線になって選手を見守りたくなります。どんなにトラック競技で速くても、駅伝で勝てるとは限りません。自然の中や一般道で行われる究極のレース、箱根から湘南へと至る七区が圧巻でした。
ランナーひとりひとりのドラマ
2024/07/23 05:41
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻は箱根駅伝当日のドラマ
ランナー一人ひとりにドラマがあり、中継するテレビクルーにもドラマがある
1章1章にうまくまとめられていて、さすがの筆力に感心する
ドラマ化するならやはり箱根駅伝中継をしているあの局だろうか
と思ってしまった
読みやすかった!
2024/05/10 21:23
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
駅伝って実は見たことなかったけど、
池井戸さんの作品だったし読んでみました。
かなり感動したし、
胸がカーッと熱くなるようなシーンもありました!
文体も読みやすかったから、
さらっと読めたし、
駅伝、、
テレビである際は観てみます!
箱根駅伝の観戦が深まる?!
2024/05/06 13:22
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投稿者:やっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年、箱根駅伝の中継は大々的に行われて、区間賞や坂のコースでの駆け引きなど数々のドラマが繰り広げられます。
そんな舞台裏を垣間見られるそんな本です。
いよいよ本番
2024/04/29 15:06
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投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱根駅伝本選です。
箱根駅伝の裏側を垣間見れたような気がして面白かったです。
いいお話でした。
今後の箱根駅伝を見たいなと思いました。
箱根駅伝
2024/04/29 12:08
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投稿者:らら - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に引き続き下巻を読んでいます。池井戸さんの作品は面白いですね。ぜひ日曜劇場でドラマ化してほしいと思います。
想定内
2024/07/17 15:33
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん、たぶんこんな展開だろうなあと思ってたのと、
あんまり変わらなかったなあ。
予定調和的な展開っていうか。
浅かったな。
そんな感じかあ
2024/07/17 15:16
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
けっこう深刻な悩みだったはずの問題が、一言二言であっさり解決しちゃうのね。
それだったら、どんなに人生楽だか。
実名で出てくる青山学院大学とか原晋監督とか、
設定上優勝できないのに、よく許したなあ。