- みんなの評価
58件
太刀洗万智シリーズ
一九九一年四月。雨宿りをする一人の少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国したとき、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶の中に――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。著者の出世作となった清新なボーイ・ミーツ・ガール・ミステリ。
真実の10メートル手前
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2025/03/31 22:42
淡々と
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みっく - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的に淡々とした印象があるミステリ小説。予想通りの結末に、ああやっぱりねという感想で終わってしまった私はたぶん冷たいんだろうな。
2024/09/14 21:54
苦さと切なさ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎と推理もありつつ、青春の苦みや切なさを描く、これまでの米澤先生の作風に加えて、本作では、異国の少女を介したマクロ的な視点も合わさって、米澤先生の作品でありつつも、新しい境地を開いていったような、そんな感じがしました。
2024/08/31 15:24
良い本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
やや退屈な日常と謎とも言えないような謎解きが続き、終盤とやるせない結末は、見事です。さすがは米澤穂信さんです。