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電子書籍

太刀洗万智シリーズ みんなのレビュー

  • 米澤穂信, 米澤穂信 (著)
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みんなのレビュー44件

みんなの評価4.2

評価内訳

44 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本真実の10メートル手前

2018/05/06 17:10

読み終えるのがもったいなかった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり読み終えるのがもったいなかった。
もっとゆっくりと一編一編を味わい尽くすように読むべきだったなぁ。

「さよなら妖精」とこの作品の間に「王とサーカス」があるのだけれど、文庫化されるのが何故かこちらが先になったので待てなかった。

「さよなら妖精」で気高く孤高な少女であった太刀洗万智がこんな風な大人になったのかという感嘆すべき喜びを噛み締めながら読んでいました。

それにしても米澤穂信さんの視点や思考の多様性は、いつ読んでも激しく読み手に自省を求めてくると思うのは私だけかな?

今年の8月に「王とサーカス」も文庫化されるようなので、その時に改めて3作を時間経過順に読み直してみることにしよう。

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紙の本真実の10メートル手前

2018/12/24 18:40

読者のためにミステリーの追求を

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

米澤穂信の作品集であるが、短編集と考えてよさそうである。しかし、いずれもフリー・ジャーナリストの太刀洗万智が主人公の作品なので、短編集とは言えないかも知れない。合計6作品である。内容は本書のタイトルと同名の一編が万智が新聞社のカメラマンと甲府に同行するストーリーである。これだけが新聞記者としての万智が登場する。

 大刀洗万智は、米澤の著作ではすでに別の小説で登場している。『さよなら妖精』では、高校生の時代に半ば主人公として初めて出てきた。また、『王とサーカス』という一編は大学卒業後に万智が就職した上記新聞社を退職し、フリーのジャーナリストになり立ての頃に、雑誌社の依頼でネパールに赴くストーリーである。

本書では新聞記者、フリーと立場は異なるが、取材をして記事を書くという点では同じである。また、『さよなら妖精』でストーリーの中心となったマーヤ・ヨバノビッチの兄がユーゴから来日し、取材活動を行う際のストーリーである。斯様に本書は万智のジャーナリストとしての様々なストーリーが描かれている。

これらはミステリーというジャンルに入るのだろうか。たしかにいずれも大変魅力的なストーリー展開であるし、万智というジャーナリストの描き方も読者としては飽きることがない。万智の多岐にわたる才能の今後が楽しみになる。

ミステリーは読者にある種の期待感を持たせるものである。作家が読者に明かさない何かを材料として、思いもよらない展開をして見せる。松本清張はその点で実に見事なストーリー展開を披露してくれた。万智はジャーナリストであるが、探偵でもよいし、刑事でもよいのだ。未知の謎を解明する面白さを読者に見せてくれるミステリーを読んでみたい。清張のストーリーが半世紀を経ても支持されているのは、ミステリーのそういう面白さを内包しているからではないか。太刀洗万智に期待するというよりも、作家米澤穂信に期待したい。

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紙の本王とサーカス

2018/12/24 17:57

フリーになった大刀洗万智

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

米澤穂信の大刀洗万智を主人公とする小説である。この作品は『さよなら妖精』を皮切りに、新聞記者及び新聞社を辞めた後、フリーのジャーナリストとなった時代を描いた『真実の10メートル手前』に著された短編小説と並ぶものである。小説の中の出来事が前後している点でかなり時系列的にはかなり混乱している。

 本書では新聞社を辞して、フリージャーナリストになり、雑誌社からの依頼でネパールを訪れた際の物語である。やはり『さよなら妖精』から読み進めるのが最も理解が早いと思われる。

 ネパールの現状をレポートするように依頼されたのだが、ネパール王族内での殺人事件にまさかの遭遇である。この事件は現実に発生した大きな事件であった。国民の敬愛を受けていた王、その親族の数名が晩餐時に銃で殺されたという事件である。この結果、ネパールの政治形態が大きく変化したが、その殺人事件の詳細はいまだに決着が付いていない。

 その大きな事件についてもレポートしようと太刀洗は奮闘する。ネパールのカトマンズのトーキョーロッジに宿泊した万智は、同宿の米国人学生、日本人僧侶、ビジネスで来たインド人、宿のネパール人女将、便利屋で生活費を稼ぐ子供など登場人物も多彩である。

 殺人事件の捜査中に取材したが、成果の出なかった軍人が死体で発見された。その背中には密告者と書かれていたので、自分の行為がそれを導いたのかもしれないという疑惑がわく。警察の捜索も受け、取り調べが始まる。

 この事件は意外なところに犯人がいて、その理由も明確であった。警察の刑事ではないのだが、素人探偵が自らの危険を承知で解明しようとする。捜査権という公的な権力を持たずに調査を続け、新たな材料を探していく点は、警察小説と似て非なるものであろう。ミステリーに殺人事件は必ずしも付き物ではないが、犯人探しは読者の心を一気に鷲掴みする。

 米澤は魅力的なキャラクターの大刀洗万智を作り上げた。是非、活躍の場を設けてもらいたいし、今後、万智の才能が開花するような事件を用意してもらいたい。

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紙の本真実の10メートル手前

2018/05/17 03:43

昔の知り合いに再会したような、まったく新しい人と知り合ったような

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

フリージャーナリスト、大刀洗万智(たちあらい・まち)の活動の記録。
作品の発表順ではなく、大刀洗さんの年齢順(事件に遭遇した順?)に構成されているようだ。
『さよなら妖精』で高校生だった大刀洗さん、主役ではないけれど群像劇としてメインキャストの中でおいしい役どころだった(というのは悲痛な覚悟を抱えて「告げる役」を引き受けた彼女に対して失礼かもしれないが)。
記者という仕事だったかどうかはわからないが、組織人ではなくフリーとして生きていくとしたら、あのメンバーではきっと大刀洗さんだろう、と違和感はなかった。
でも、本編は『さよなら妖精』を読んでいなくても十分楽しめる。むしろ、ここから入った人は「高校生の大刀洗さんを知りたい!」と『さよなら妖精』に入る可能性は高い。どちらでもいいと思う。

表題作『真実の10メートル手前』は、意外にも大刀洗さんの一人称だった(『王とサーカス』もどうやら大刀洗さんの一人称であるらしい)。それ以外の5編はそれぞれ別の人が語り手となる。
『正義漢』の語り手は守屋くんだろうか?、と想像するのは楽しい。しかしラッシュの通勤電車に乗る身として他人事ではない内容。
そして『ナイフを失われた思い出の中に』はリアルに『さよなら妖精』の15年後を描いていて、ちょっとジーンとなる。
全体的に、『満願』に似たダークなテイスト。でもレギュラーキャラクターがいるだけで、そのダークさが軽減される不思議。

記者・ジャーナリストという職業はとても厳しいが、その厳しさを自覚していない・理解していない人たちが日本には多すぎる。そんな中で大刀洗さんは日々その覚悟を自分に問いかけながら仕事をしている。物語はミステリの形をとっているが、むしろ大刀洗さんの闘いの記録としての位置づけのほうがメインかもしれない。そんな彼女の姿を見て、読者は「信頼に値するジャーナリスト」を見抜く力を養えるのだ。
『王とサーカス』は8月文庫化予定! また、待ちます。

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紙の本さよなら妖精

2016/02/04 00:29

じっくり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

雨の地方都市。守屋路行はユーゴスラヴィアから来た少女・マーヤと出会う。2か月後の別れまでの謎に満ちた時間。ファンタジックに、ミステリアスに展開する物語。途中、蘊蓄が過ぎたり、世界史の教科書みたいな部分があってダレたが、ラストに至ってゾクッとする感慨。凄い作家だ。「真実の10メートル手前」でヒロイン・太刀洗万智に興味を抱き、「王とサーカス」へ。太刀洗のルーツが本書だと知って購入したが、随分、得した気分。台詞の一言ずつ、細かいフレーズまで注意して読むことが肝要。

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紙の本真実の10メートル手前

2016/01/04 21:09

真実とは・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よみよみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャーナリズムや報道の真実を思い知らされたかのような1冊だった。

この作品を読むと、普段見ているニュースがまた違って見えてくるような感じがした。

また、短編集となっていたが1つ1つが濃厚な物語であっと言う間に読み終わってしまった。 

わたし、個人の面白かったものは、後半の3作「名を刻む死」「ナイフを失われた思い出の中に」「綱渡りの成功例」は面白かった。

一応、主人公の太刀洗万智の目線からみる物語の感じではなく色々な登場人物目線からの物語の展開も面白かった。

次は、「王とサーカス」も読んでみたいと思った。

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紙の本真実の10メートル手前

2019/07/31 17:30

大刀洗さん3作目

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

大刀洗さんが出てくるお話としては3作目ですね。
変わらず、自分の感性で生きているように感じます。
彼女の経錦してきたことが、繋がっているのでしょう。

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紙の本王とサーカス

2019/07/31 17:25

骨太な

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

「さよなら妖精」における出来事から10年、
太刀洗さんはフリーのジャーナリスト的な立場で仕事をしています。
骨太な作品です。

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電子書籍さよなら妖精

2019/07/31 17:22

旧ユーゴスラビア

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

知識としては知ってても、なかなか理解はできないですよね。
その難しい部分を青春ミステリーに組み込んでしまうところが、作者の力量。
すばらしいです。

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紙の本王とサーカス

2019/06/17 13:49

太刀洗万智の苦悩

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

米澤穂信の『王とサーカス』を読みました。
太刀洗万智を主人公とするシリーズは『さよなら妖精』に端を発しますが、時系列的には『王とサーカス』より後になる『真実の10メートル手前』が早く文庫化されたので先に読んでいます。
『王とサーカス』はネパールのカトマンズの濃密な描写から始まり、それがエキゾチックな風合いを物語に加えています。
もうひとつの特徴は万智の内省が多いこと。
ジャーナリストとしての疑問と葛藤が多く語られ、その問いは読者にも突きつけられています。
高校生を主人公にしたシリーズで親しむようになった米澤穂信ですが、その気楽そうなマスクを捨て去って苦悩を露わにしたのが太刀洗万智であるように思えます。
読み終えると、近所のネパール料理屋さんに行きたくなりました。

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紙の本真実の10メートル手前

2019/05/01 19:30

ジャーナリズムへの問題提起

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

『さよなら妖精』の読後のせつなさを思い出しながら、『真実の10メートル手前』を読みました。
クールでストイックな主人公、太刀洗万智のたたずまいがそのせつなさを継続させます。
6つの短篇は、それぞれに万智の洞察力を発揮して謎解きに至るのだけど、その過程の中でジャーナリズムへの問題提起が顔を覗かせます。
万智自身の自戒がマスコミのジャーナリズムへの批判になっているようです。
それにしても、万智の、細部に目が届いた人間観察が解決に結びつくあたりは、日常の謎を超えたミステリーになっていると思います。

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紙の本王とサーカス

2019/01/10 11:17

再読はすぐに!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリー小説のカテゴリーで人気ですが、それ以上に登場人物の造形に深さを感じました。
表と裏の顔・・とでもいえばいいのか、その人たちの本質が明かされる場面は衝撃の連続です。

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紙の本さよなら妖精

2019/01/09 11:19

よかった~

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「王とサーカス」がずっと気になってたけれど、解説を立ち読みすると・・・
ちょっと散財かな?って思ったけれど、買って帰って正解でした。
クールで、笑顔が下手な万智の高校時代。やっぱり一筋縄ではない人でした。

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紙の本真実の10メートル手前

2019/01/09 11:02

一気読み

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集なので、あっという間に読んじゃいました。そして、万智の高校時代を書いた作品を読んで、また再読。
中毒性ありです。

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紙の本王とサーカス

2018/09/20 15:26

読み終えるなり、すぐ再読したくなった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

文庫化されるのを凄く楽しみにして待っていました。
この作品の主人公太刀洗万智は数多いる小説の登場人物の中でも、
私が最も気持ちを寄せてしまうキャラクターです。
応援したくなるのはだけでなく、見守っていたい、愛おしいような存在です。

それにしても推理小説として見事な出来栄えであるのに、
その上読み手に人としてありようを問いかけるものを持っているこの作品は、
まさに稀有の存在だと思いました。

薄っぺらな正義観や倫理観や価値観などではとても太刀打ちできない問いかけがなされています。
それでいながら教えるのでも諭すのでもなくましてや説教してくるわけでもないのですから、
読み手が試されているような気にもなってしまいました。

面白い、楽しい、悲しい、怖い、辛い、等々の感情が揺さぶられることも、
極端な例ではつまらなかったというのでも読書の素敵な要素ですが、
何かを考えさせてくれることや何かの気づきを与えてくれることこそが
読書に不可欠な要素だと再認識させてくれる。
たった今読み終えたばかりなのに、
結末を知った上で、すぐにもう一度読んでみたくなる作品でした。

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