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40件
ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ
著者 アンソニー・ホロヴィッツ(著) , 山田蘭(訳)
自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、ドラマ『インジャスティス』の脚本執筆で知りあったホーソーンという元刑事から連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかというのだ。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。ワトスン役は著者自身、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 7冠制覇『カササギ殺人事件』に並ぶ圧倒的な傑作登場。/解説=杉江松恋
死はすぐそばに
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2021/01/03 03:12
次作が待ちきれない
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:琴吹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安定の面白さ。「メインテーマは殺人」同様、ホロヴィッツ自身が語り手となって登場するが、ある意味自虐的に見えるほど、自分を間抜けな人間に仕立て上げてでも話を面白くするのは、イギリス人ならではのサービス精神なのか?ホーソーンを嫌いだと言いながらも憎めない、好奇心旺盛のホロヴィッツが大好きです。
メインテーマは殺人
2020/10/31 14:33
『カササギ殺人事件』が面白かったので読んでみた
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるワトソン役が著者本人という設定を知らずに読んだので結構びっくりしたけれど、おかげで(?)スピルバーグやピータ・ジャクソンが出てきたり、これはこれで面白い。あとこの著者本人のキャラクターの絶妙なかっこよくなさ、何ならちょっとダサい感じ、その匙加減がお話そのものと同じくらい上手い…!すごい…!と思った。こういうの、普通はどうしたって自分をどこかチャーミングに見せようとしてしまうものだと思うのに。謙虚な人だなあ。続刊も楽しみ。
その裁きは死
2020/10/10 22:26
今回も脱帽しました。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
手の内は全て明かされているのに、マァ、見事に裏をかかれました。小さなことからコツコツと、言われてみればなるほどなと思う。
ストーリーとしては、平凡な気もするが、解き明かされる答えはお見事。
クイーンやダインのような理詰めと言うよりは古き良き時代のミステリー、クリスティのような感じの作品と謎解き。
何度でも読み返せる作品でもある。次回作が楽しみ。
拍手。

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