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キネマトグラフィカ
著者 古内一絵(著)
老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”6人の男女が、2018年春、ある地方の映画館で再会した。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らは、思い出の映画を鑑賞しながら26年前の“フィルムリレー”に思いを馳せる。映画がフィルムだったころ、6人は自分の信じた道を必死に前に進もうとしていた。フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに、四半世紀の間に映画の形態は大きく移り変わった。そして映画とともに生きた彼らの人生もまた……。あのころ思い描いていた自分になれているだろうか? 追憶と希望が感動を呼ぶ、傑作エンターテインメント!/解説=大矢博子
キネマトグラフィカ
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2021/09/30 10:07
アナログ時代を覗けるお仕事小説
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
買収される事が決まった老舗映画会社に勤める江見を筆頭とした老若男女の、時代やパーソナリティーによる「働き方」に対する価値観の違いを浮き彫りにしたお仕事小説。劇的ではないリアルな希望が覗く晴れやかな作品で、映画好きや、アナログ時代を懐古したい方には特にオススメ
紙の本キネマトグラフィカ
2022/06/13 11:51
映画会社にお勤めだったのね
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルウ地さん、映画会社にお勤めだった経験があるようで。
フィルムのこととか、地方の映画館との付き合いとか、知らないと書けないようなあと。
はなしとしては、最初から不穏な部分があったけど、決着のさせ方が良かったです。
紙の本キネマトグラフィカ
2022/06/01 03:46
映画が人と時代を繋ぐ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
古き良き時代の映画館への思い入れがたっぷりです。平成の始まりと共に業界に足を踏み入れた6人の、時を越えた絆にも心温まります。
紙の本キネマトグラフィカ
2022/08/24 16:29
目の付け所は良いのですが・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンボ大将 - この投稿者のレビュー一覧を見る
斜陽の映画会社を舞台にする発想は面白いのですが、会社にリアリティが乏しい(
邦画か洋画かよく分からない)のと、登場人物がステレオタイプなので、面白さが今一つという感じ。
2022/02/20 21:18
フィルムからデジタルへ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
90年代〜現在へかけてのお話。
バブル期、ゆとり、さとり、ロスジェネがフィルムからデジタルへ移行する業界と共に描かれています。
知らない業界のお仕事も覗けて良かった。
個人的にはミニシアターの所が特に興味深かったです。