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21件
「言葉にできる」は武器になる。
著者 著:梅田悟司
人を動かすために「心地いい言葉」はいらない! 自分の思いをどうやって「言葉」にして「伝える」か? 人の心を動かす「表現」には秘密があるのか? 「うまく自分の言葉で話せない」「人の心に刺さる表現力を身につけたい」――志や思い、自分のなかにあるビジョンを言語化するために何をすればよいのか? そんな悩みを抱えている全ての人に、いま注目のコピーライターが独自の手法をわかりやすく開示する、人の心を動かす言葉の法則。
人は、その言葉の中に自分の思いを発見したときに心を動かされるのであり、技巧を凝らした表現などいらない。自身が手がけた広告コピー、古今東西の有名事例を、「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点から分解、「意志を言葉に込める技術」を解説する。
「言葉にできる」は武器になる。
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「言葉にできる」は武器になる。
2016/12/25 22:17
心に潜む言葉を紡ぎ取る
16人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suka - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルとスカイブルーの表紙に誘われるように購入。今まで言葉の選び方に悩み、多くの書籍を読んできたが、こんなにも心に馴染む本は初めてかもしれない。
心に潜む「内なる言葉」こそが、人の心を惹きつけると本書はいう。内なる言葉は誰もが持っているもので、語彙力はほとんど関係ない。どれだけ自分と向き合えたかどうかが重要なのだ。
現代は絵文字やスタンプの発達で、時間をかけて言葉と向き合うことが減っているような気がする。
「伝えたい」という気持ちをもう一度思い出させてくれる本だ。
「言葉にできる」は武器になる。
2017/02/05 19:59
『言葉にできるは武器になる。』
14人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「言葉が意見を伝える道具であるならば、まず、意見を育てる必要がある」
この前提に立ち
「内なる言葉」で意見を育てる7つの手順と
それを「外に向かう言葉」に変換する2つの戦略を提唱
著者は電通のコピーライター
直近のコピーに「バイトするなら、タウンワーク。」がある
「言葉にできる」は武器になる。
2016/12/05 18:03
アイデア出しから悩み解決まで幅広く活用できる!
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミスターマーケット - この投稿者のレビュー一覧を見る
伝わる言葉にするためには、テクニックではなく、内なる言葉=思考を育てなければならない。そのために、思っていることをまず書き出すと著者は言う。
人は普段から考えることが多い。そのなかで、明確にわかっていることや、モヤモヤしていることなど様々だ。
日々の不安や悩み、企画、夢や目標などをとりあえず思いつくまま書き出してみると、自分の考えていたことが客観視できる。頭の中で考えたとき、充分考えたと思っていたことも、実際に紙に書き出してみると思っているより少なかったり、よく似たことを考えていたりする。
また、単純な言葉だなぁとか、もっと思っていることはニュアンスが違い表現しきれていないと気づく。
頭の中でモヤモヤしていたものも、見ることによってはっきり言葉として浮かび上がり、整理整頓できる。思考の不足分も補給しやすい。
これは、単純で効果のある方法だ。なんせ紙と鉛筆を用意して、頭の中にある言葉をただ書けばいいだけだから。
仕事でのアイデア出しやプレゼン、コミュニケーションから人生の目標、悩み解決まで幅広く活用できる!