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ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像

著者 南川高志 (著)

ネルウァからマルクス・アウレリウスまで5人の「賢帝」が続いた約100年間は、ローマ帝国の最盛期とされ、「人類が最も幸福だった時代」と呼ばれる。しかし、たとえばハドリアヌス帝は、同時代の人々には非常に憎まれた暴君だった。また、賢帝を輩出した「養子皇帝制」も、かえってそのために水面下での激しい権力闘争を生じさせていたのである。繁栄の陰の部分を描きつつ、この時代が最盛期であった理由を解明する。(講談社学術文庫)

ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像

税込 935 8pt

ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像

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ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像

2020/03/24 09:51

ローマ帝国の栄華とその影の部分を見ながら、「五賢帝時代」を再考した興味深い一冊です!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、ローマ帝国の最も輝かしい時代であった「五賢帝時代」の影の部分に焦点を当て、こうした影の部分の存在が、社会の表面では最盛期と言われる栄華を極めることができたということを解説した、非常に興味深い、また歴史書としても価値ある一冊です。この「五賢帝時代」というのは、紀元96年のネルウァ帝の即位から始まり、トラヤヌス帝、ハドリアヌス帝、アントニヌス・ピウス帝、マルクス・アウレリウス帝までの約100年間を指します。この時代は「人類が最も幸福だった時代」とも言われる栄華を極めた時期でもあったのですが、同書の著者によれば、ハドリアヌス帝は同時代の人々には非常に憎まれた「暴君」であり、また有徳の賢帝を輩出した麗しい制度とされる「養子皇帝制」も、たまたま実子に恵まれなかったことから採用された場当たり的な制度であり、そのために水面下での激しい権力闘争を生じさせていたと主張されています。こうした影の部分と表の栄華という両面を見ながら、ローマ帝国を再検討していく貴重な一冊となっています。

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ローマ帝国の最盛期

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

ローマ帝国の最盛期とされる五賢帝の時代の実像について養子皇帝制などというのは存在せず安定したと言われつつもこの時代も波瀾万丈な時代だったことがわかり面白かった。

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ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像

2024/01/08 15:02

平和の裏での権力闘争

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DB - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ネルウァ帝に始まりマルクス・アウレリウス帝までの百年を五賢帝時代といい、ローマが繁栄と平和を享受した時代だった」と世界史の教科書に載っていたが、その実態について語られていくのが本書です。
動乱を平定してパクス・ロマーナを作り出したアウグストゥスの時代が新しい世界を作り出していく時代だったとすれば、この五賢帝時代は平和を維持し充実させていた時代だったのだろう。
よく「後継者を養子にしたことで安定した政治が続いた」と言われるが、これは血縁を優先した結果失敗したカリグラやネロ、コモンドゥスと比較しての言葉だと思う。
帝位の継承がどのように行われていたのか、アウグストゥスにはじまるユリウス=クラウディウス朝から内乱時代とフラウィウス朝の時代について見ていきます。

内乱を制したウェスパシアヌスは騎士身分の父親を持つ新興勢力だった。
もちろんユリウス=クラウディウス家とは関係がなく元老院の中の勢力も弱い。
それでも皇帝となったウェスパシアヌスは、イタリアの諸都市や属州出身の新しい元老院議員を任命していく。

これに対して高齢のため治世の短かったネルウァは、母親からユリウス=クラウディウス家の血をひく貴族だった。
そして政治の中で古い家柄の老いた元老院議員たちを登用し、反ドミティアヌス派のグループを懐柔していく。
それでもドミティアヌス派と反ドミティアヌス派の抗争が表面化してくる中で、ネルウァはスペイン出身の優れた将軍トラヤヌスを血縁関係は全くないものの養子として次期皇帝に据える。
その背景にあった政治的な事情について深く考察されています。

ローマ帝国の版図を最大のものにしたトラヤヌスからハドリアヌスへの帝位継承は、ハドリアヌスがトラヤヌスの従兄の息子で、姪の娘を妻にしているという二重の血縁関係にあっても円滑に行われたものではなかった。
ここでも著者は執政官や属州総督という重要なポストについた人たちの出身地や家系を調べています。
ハドリアヌス政権の樹立とはスペイン系勢力の台頭と新しいエリートの登場であり、元老院議員の勢力図を一気に塗り替えるものだったそうです。
それを端的に表しているのが、ハドリアヌスの即位直後に起きた四人の執政官経験者である有力貴族の処刑だった。
この事件が原因で「暴君」のレッテルを貼られたハドリアヌスですが、広大な帝国を巡行し帝国民の生活を向上することに尽力した偉大な統治者であった。

そしてハドリアヌスからアントニヌス・ピウスへの帝位継承も、その前にケイオニウス・コンモドゥスという見目麗しいだけの男を養子にしていたりと問題と謎が多いものだった。
だがここでも、スペイン系勢力とイタリア系勢力の融合というハドリアヌスの計画があったとする。
ハドリアヌスによってアントニヌス・ピウスの養子となっていたマルクス・アウレリウスは危機と戦乱の時代に皇帝としてローマを導く存在となる。
そのため軍隊を動かすことができるエリートが求められるようになり、騎士身分の者たちを積極的に元老院議員に登用してエリート層の充実を図った。
このように五賢帝時代の帝位継承とエリート層の勢力図を見ていくという興味深い切り口の本でした。

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