- みんなの評価
3件
フェイク・マッスル
著者 日野 瑛太郎
独自の世界で勝負できる書き手だと思う。--東野圭吾
頭抜けて面白かった。--綾辻行人
まんまと作者の術中にはまった。ーー有栖川有栖
エンタメとして読ませるテンポの良さも素晴らしい。ーー辻村深月
潜入取材シリーズとなれば喜んで追っていきたいと思います。――湊かなえ
あらすじ
たった3ヵ月のトレーニング期間で、人気アイドル大峰颯太がボディービル大会の上位入賞を果たした。SNS上では「そんな短期間であの筋肉ができるわけがない、あれは偽りの筋肉だ」と、ドーピングを指摘する声が持ち上がり、炎上状態となってしまう。当の大峰は疑惑を完全否定し、騒動を嘲笑うかのように、「会いに行けるパーソナルジム」を六本木にオープンさせるのだった。
文芸編集者を志しながら、『週刊鶏鳴』に配属された新人記者・松村健太郎は、この疑惑についての潜入取材を命じられ、ジムへ入会する。馬場智則というベテラン会員の助力を得て、大峰のパーソナルトレーニングを受講できるまでに成長。ついに得た大峰との一対一のトレーニングの場で、ドーピングを認める発言を引き出そうとするが、のらりくらりと躱されてしまう。あの筋肉は本物か偽物か。松村は、ある大胆な方法で大峰をドーピング検査にかけることを考え付くのだが――?
フェイクが氾濫する時代の、「真実の物語」が始まった。
フェイク・マッスル
本日まで通常1,881円
税込 1,317 円 11ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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2024/11/08 16:05
一気読み
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸川乱歩賞受賞作ということで読んでみましたが、引き込まれて一気に読んでしまいました。タイトルからもわかるように筋トレがテーマの一つとなっているのですが、筋トレにハマる人の気持ちも少しわかるような気がしました。
2024/12/05 16:57
虚を突くミステリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな意味で虚を突かれ、面白い。テーマは筋トレ。どうやったのか、の謎解きなのだが、それがなかなか面白く、読者を飽きさせない。
こういう題材が、こんな面白いミステリー作品になるのだと、率直に感動した。
2024/09/12 11:45
新人離れ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年続けて江戸川乱歩賞候補になってたらしいから、
よく知られた方だったのかもしれないけど。
新人離れした筆致だと思った。
話がうまくいきすぎなところはあったけど、展開も結末も上手い。
にしても、江戸川乱歩賞の選者のなんと豪華なことか。