- みんなの評価
6件
経済数学の直観的方法
著者 長沼伸一郎
理系学生伝説の参考書『物理数学の直観的方法』の著者による、画期的な経済数学の入門書。理系と文系の中央位置から、双方を視野に入れる独自のアプローチで直観的な理解の道を拓いていきます。本書「マクロ経済学編」では、現代経済学の最重要理論であり「二大難解理論」の一方の「動学的マクロ均衡理論」を一気に理解することを可能にします。
経済数学の直観的方法 確率・統計編
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
経済数学の直観的方法 マクロ経済学編
2020/01/31 09:18
経済数学を二大理論の頂点から比較的分かり易く解いていくテクニックを教えてくれます!
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、各種の知識がわかりやすく理解できると大好評の講談社「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は経済数学の入門書です。同書の著者によれば、現代の経済学は物理学に基づく高度な数学を取り入れているため、難しいというイメージをもっておられる人も多いのですが、実は、経済数学の二大理論である「動学的マクロ均衡理論」と「ブラック・ショールズ理論」という2つの理論の頂上部分を直観的に理解することで、今まで難しいとされてきた細々とした数学技法が比較的容易に理解できるようになるということです。同書では、そのテクニックを詳細に一つひとつ解説してくれます。
経済数学の直観的方法 確率・統計編
2016/12/22 09:27
画期的である
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済学部の大学院で実はこのレベルまで一応やった。しかしこういうものなんだと思うしかなかった。分かりたければ解析力学やれと言われた。要は教える側もただプロトタイプをこういうもんだとしただけ。んなもんでしかなく、やったけど無理やりでしかなかった。それでマクロ専攻からは遠ざかっただけ。
ミクロ経済学が物理の力学じゃんんかと著者の物理数学の直観的方法を学生時代読んだ記憶がある。そう経済学が物理数学の天下り的な構成でできていることは知っていた。いつのまにか数学やることがまるで経済学理解の道のりだったのだ。
この本はまともに論文レベルが分かるように書いてある、なんでこんなことするんだと、 目的関数の制約条件もどうしてミクロのままじゃないのはなんでだと。自分がまだ数学理解してないからじゃないかと苦悶した。あのときの労苦をおもうと溜息がでる。もっと早く読めたらと思った。
【期間限定価格】合本版 経済数学の直観的方法 マクロ経済学編/確率・統計編
2017/05/16 11:57
さまざまな数学的発見をもたらしてくれる良書
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は難しいが、きっといくつか数学的な発見もたらされる良書。微分方程式や確率の本質に迫れた気がしました。頭がクリアな状態で、読み飛ばすことなく一行ずつ追っていくことをおススメします。