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2件
ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー
著者 著者:グループSNE , 著者:水野 良
あのバブリーズがリプレイで復活!今回の依頼主はなんと古代竜?天をも焦す?コーラスアス。上位魔神召喚の壷探索のため、有り余る資金によるお大尽アタックと過剰なほどの権謀術数がアノスの地に響き渡る! さらに秋田みやび・藤澤さなえとイラストレーターたちによる爆笑短編リプレイ・アンソロジーここに登場!
ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー2 賽子の国の魔法戦士
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デーモン・アゲイン
2005/08/26 11:03
三話ともスペシャルな内容だが、バブリーズ復活が一番の目玉。彼らはやはりスゴイ!
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
大抵は一つのパーティーの物語をまとめたリプレイだが、本書には三つのパーティーが登場する。秋田みやび、藤澤さなえ、清松みゆきの3人がそれぞれのGM(ゲームマスター)を務め、それぞれ違った物語を紡ぐ。“バブリーズ”に“へっぽこーず”に“ペラペラーず”と、今や人気シリーズとなったパーティーを抱えた3人。秋田と藤澤の今回のパーティーは特別編成だが、清松GMのもとには伝説になりつつあるバブリーズの面々が再集結。つまりは、三話全てが特別編ということだ。
どの話も、雑誌掲載時からかなりの時間を経ている。もともとスペシャル版だっただけにキャンペーンシナリオ(何回かのプレイを必要とする長編)ではなく、それぞれの話だけでは本にならなかったからだ。こうして一冊の本にまとまったのは、ファンにとっては嬉しい限りである。
三話のうちの前二つの作品は、どこかぎこちない。秋田と藤澤のGMとしての経験が少ないせいもあるが、プレイヤーに声優が混じっているなど、通常とはかなり勝手の違うプレイになっているからだ。それぞれのシリーズでプレイヤー達が初めてパーティーを組んだ時よりも、更にぎこちない。初心者ばかりのプレイにはよくある光景なので、TRPGをよく遊んでいる人にとっては微笑ましいだろう。
最後の三話目、トリに控えているのが、バブリーズだ。海千山千のプレイヤー達に、こちらもベテランGMの清松。シリーズ中はルールを熟知した上での丁々発止のやりとりが展開され、それはまるで大劇場でベテラン役者達の即興劇を観ているようであった。久々に集まった面々がどのようなやりとりを見せたのか、それは読んでのお楽しみ。もちろん、損はさせません!
デーモン・アゲイン
2016/01/24 18:46
三者三色。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「やっぱり、猫は好き。」はいかにもモフモフ好きな秋田みやび氏らしいリプレイ。
そして仕掛けがアレルギーとは……(笑)。
タイトルの「デーモン・アゲイン」は円熟のバブリーズリプレイ。
「にゅぅ」と言い慣れていたころにRPが戻らないパラサのPL氏が妙におかしかった。
「冷気の杖を~」は一番微妙。
PLのポカでGMの想定外な死者が出るというのもなんだかなと。
そのなかで鬼のような秋田みやびの出目の良さ。
GMの立場だったらいろんな意味で泣けてくるかも。
賽子の国の魔法戦士
2007/01/30 20:31
ファン向けリプレイ集
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「コクーンワールド」の前身や「サーラの冒険」に出てくる半魔獣の子供達をPCとしたもの、そして「魔法戦士リウイ」などのTTRPGリプレイを集めたアンソロジー
「コクーン〜」は世界そのものを弄っていて面白い
「サーラ」は本来悪役である魔物をPCに使う変り種
「リウイ」は半端な位置からのスタートで情報が不十分なままな謎解きになってしまっています
どれも個性的なりプレイですが、元々の作品のファンからすれば興味深いという感じで読み物としては物足りない