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電子書籍

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

著者 マックス・ヴェーバー (著),大塚久雄 (訳)

営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考.マックス・ヴェーバー(一八六四‐一九二〇)が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す.旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した.

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

税込 1,100 10pt

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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現時点でマックス・ヴェーバーに学ぶこと

11人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヴェーバーの示唆をまたずとも、キリスト教は発祥のときから合理的思想と融合しやすい教義であった。唯一神を信じ、倫理的な、そして偶像崇拝を否定する高度に発達したユダヤ神学がギリシア思想と融合して誕生したのが強力な新宗教キリスト教であったからである。
ヴェーバーは近代資本主義を生むことになる経済合理主義を徹底していく行動・態度がヨーロッパの特定の地域で発生していること。その地域には特定の倫理的慣習・雰囲気がいきわたっていたこと。具体的にはあらゆる他のことがらへの欲望をすべて抑えてそのエネルギーのすべてを天職である職業に注ぎ込むエートスであり、プロテスタントの倫理観であると指摘した。
広くには、プロテスタンティズムが存在しなかったら資本主義は誕生しなかったのか?との観点からするヴェーバー批判があるところである。ヴェーバー自身そういう断定は避けているのであって、これは的外れな見解である。むしろ、現時点の国際政治・経済・社会の激動を見れば、ヴェーバーの観察を発展させ、この特異なエートスが血肉となって資本主義を飛躍的に発展させ、グローバル化した資本運動のパワーを増大させていると認識するほうが妥当なのではないだろうか。
アメリカ人の宗教はキリスト教とくにプロテスタント諸教派の人口が約60%を占める。植民地時代以来ピューリタンをはじめとするプロテスタントがイギリスから続々と移住してきたからである。移民と深い関係にある宗教は人種、言語とともに社会文化の序列を形成し、彼らはカソリックより上位にあり政治的発言力が強いところに位置している。より遅く移住したカソリックが産業労働者と都市住民であったのに対し、早い時期に移住したプロテスタントには農民や企業家が多く、彼らが資本主義の精神の土壌を作り、このプロテスタント精神がアメリカ人全体に深く刻印されたのである。
「神の栄光をあまねく地上に!」これはユダヤ教以来のキリスト教のエートスである。これにプロテスタンティズムの倫理が加わる。この非合理的熱狂に後押しされ経済合理主義の地球規模での貫徹、すなわち他の国家とは比較にならない圧倒的パワーをもった米国の自由な資本の自己増殖運動がグローバルに突き進んだのだ。経済合理主義の貫徹が安定的に、永続的に保証される国際的安定装置が必須となる、これこそがグローバルスタンダードといわれるものなのだ。
グローバルスタンダードは各国共通の「構造的仕掛け」であるから個々の国家に対して単に経済活動の領域だけでなく、政治、法律の領域,究極には倫理,芸術,社会生活,宗教等のあらゆる文化領域まで含む枠組みの再構築を要求する本性がある。
最近の日本について言えば、日本はそれまでの国内産経済合理主義の尺度では許容されていた「日本的なるもの」をかなぐり捨てることをよぎなくされた。経済的痛みはなんとか我慢できるだろうが、精神・文化の領域までの変質となれば、この痛みには割り切れぬところ、我慢ならぬところがのこるものだ。残念ながらと言おうか、日本人のエートスすなわち「日本民族にゆきわたっている道徳的な慣習・雰囲気」が存在するとして、しかしそれはおそらく経済合理主義を後押しする性格を持ち合わせてはいないのだろう。
エートの究極の支えは個人の内面にある。それはときとして狂気に変貌しやすいことは歴史が証明するところである。経済合理主義の地球規模での貫徹は神の摂理と一致する。これを永続的に保障する装置には警察機構、軍事力も含まれる。ブッシュは言葉で表現せずともこの戦争を神の名の下に遂行する。イラク戦争は侵略ではない、国際的資本活動の自由を確保するための行動であり、イラク国民の自由のための戦争なのだと。しかし、イラクに存在する強力なエートスはこれを受け入れることはない。この戦争は文化・文明の戦争であり、宗教戦争でもあるのだ。

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マックス・ウェーバーが生涯をかけた比較宗教社会学研究の書です!

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、マックス・ウェーバーが生涯を賭して研究した比較宗教社会学の成果を集大成したものです。近代資本主義の根底には、営利の追求を敵視するピューリタニズムの理論があったという、まさに逆説的な理論が展開され、読者を驚かせてくれます。しかし、読んでいるうちに、その内容(少し難しいのですが)に引き込まれていく自分自身の姿に気づかれることでしょう。なかなかの名作です。

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ウェーバー再訪

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

プロテスタンティズムは貯蓄強制禁欲主義としたが、19世紀前半のデーターではプロテスタントがカソリックよりも貯蓄率が高くはない。識字率での違いは、ポーランドマイナリティの多い東部地域でのみられ、収入の違いは宗教上の違いよりもエスニックの違いとみられる。ドイツ人と少数民族との紛争が激烈であり、ウェーバーはポーランド人差別者であり、熱烈な国家主義者であった。「プロ倫」はこのことを表しているのである。

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訳者解説がうれしい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

資本主義の精神の興りについて書かれた本。
清貧をいいものとする厳しいプロテスタントの倫理観から、どの様に変容して資本主義的な精神に移り変わっていったのかと言う話。
キリスト教(特にプロテスタントの教派)に関してある程度知識が無いといまいち飲み込みづらいけど、一回ざっくり読んで、訳者解説を読んで、もう一回読むと捉えやすいのかなーと思う。

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大きな穴の開いた過大評価された古典

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、「資本主義を語る上で必読の書」ともいわれるほど有名な社会学者ウェーバーの資本主義の起源を問う作品である。旧来の資本主義から、現代資本主義への移行に宗教革命当時に勃興したプロテスタンティズムが重傷な位置を占めるという論理展開である。評者は個人的には本書の理論に対して批判的である。詳細と重要な点を省くが、現在経済学などの研究で提唱されている資本主義の起源としての農業仮説の方がよっぽど理論として優れていると思われる。評者の批判的なところは別のところにもあるが、この一つの事実さえ知っていれば本書の価値を過大評価しなくなるだろう。しかし、本書は学術的にとても重要な書籍であり、読む価値は高いと思われる。

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特許としての資本主義

7人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 資本主義の特許はどこに存するのか。資本主義は新教のあるところにのみ起こったのであろうか。イギリス、オランダ、北米。宗教改革のなかったカトリックの世界では、自発的に資本主義を興すことができなかったのであろうか。そうすると、フランスはどうなるのか。内発的発展として資本主義が展開したのは、以上の三国のみで、あとはすべてこの三国の影響を受けて外発的に資本主義を展開したのであろうか。この問題についてはすでに解決済みで、すでに周知のことになっているのであろうか。以前は大人の問題であったが、今では子どもの遊戯の対象となるほど、問題はすでに簡単なものになってしまっているのであろうか。問うことに値しないほどのことがらになってしまっているのだろうか。もしそうだとしたら、特許はイギリスとオランダ、北米にのみあって、他の国はみな特許料を払って資本主義的行為を行っているのであろうか。これがこの本に対する年来の疑問である。この点について識者の最近の意見を聞いてみたい。

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