- みんなの評価
3件
五輪書
一身の切合いに勝ち数人の戦いに勝つのが武士というものだ,それには,といって武蔵(一五八四―一六四五)は,構え方,足の踏み方,目のつけ方等をつぶさに述べ,相手の強弱を知って先にしかけよとも説く.本書が長く読みつがれてきたのも,剣法の奥義が,具体的・合理的に書かれているからに相違ない.読み易さに意を用いた.
五輪書
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
五輪書
2020/05/01 11:58
宮本武蔵が1645年頃に著したとされる有一の兵法書です!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、宮本武蔵が著した兵法書で、剣術の奥義をまとめた一冊です。 寛永20年(1643年)から死の直前の正保2年(1645年)にかけて、熊本県熊本市近郊の金峰山にある霊巌洞で執筆されたと言われています。同書には、「一身の切合いに勝ち数人の戦いに勝つのが武士というものだ」と述べられ、戦いにおける構え方、足の踏み方、目のつけ方などが具体的に記されています。我が国で長く読み継がれてきた古典的名著です!
五輪書
2023/01/30 01:47
兵法
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toshi1127 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各種の兵法が分かりやすく解説してあるものの、なかなか素人には難解なため、一度読んだだけでは会得するまでには至らず。
2023/04/25 06:11
思い浮かぶマンガの主人公たち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マーブル - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みながら想像する。吉川栄治はきっと読んだに違いない。 他の武蔵を描いた作品の作者たちも読んだことだろう。 そして、何故か思い浮かんだ少年マンガの作家たち。もしかするとたくさんの作家が、サムライの思考やセリフ、サムライに限らぬ武芸の者達の技や態度の参考にしたのではないか。太刀の持ち方。構え方。姿勢。足の運び。目の配り方。細かく具体的な項目でありながらノウハウとして言語化の面から言えば抽象的、精神論的に終わる感じが、少年マンガの登場人物たちの根拠はないのだが、カッコいいセリフに通じるものを感じてしまう。