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5件
前世療法
著者 ブライアン・L・ワイス , 山川紘矢
「私は18歳です……長いドレスを着ています……時代は紀元前1863年です……」催眠治療中の女性患者が、前世の記憶を鮮やかに語りはじめた。彼女を通して伝えられた精霊達のメッセージによって、精神科医は現代科学では説明できない輪廻転生の世界を徐々に理解していく。――神秘的とも言える治癒の記録を綴ったこの手記は、人間観・人生観の革命であり、生きる真の意味を教えてくれる。
前世療法2
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前世療法 2
2002/07/31 15:59
内なるダイヤモンドを磨くことが魂の仕事
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワイス博士の2冊目の本として待たれていた原書がアメリカで出版されたのは、1992年のこと。『前世療法』で紹介されたキャサリンをはじめ、ほかの患者の過去世にまつわる退行現象と、彼ら彼女らの人生がその後どのように豊かさを増し、博士自信に影響を与えたかが綴られる。「自分の力を知り、本来の自分の家に帰るために、私たちは真実を思い出す必要があります」。セラピストがまわりにいなくとも、自分で過去世退行に導くための方法が、最後の第11章に添えられている。
高次の存在であるマスターたちからのメッセージがまとめて紹介されている部分が印象的。たとえば、「人はすべて平等」と説くマスターに、著者が疑問を投げかける。マスターの答えは、人を一千個の面を持つダイヤモンドにたとえる。「ダイヤモンドはどれも完全」、「人々の間の差は、ただどのくらいの面をすでにきれいにしたかということ」。
前作同様、すでに自分たちの過去世を知らされる体験を持ち、精神世界翻訳の第一人者ともいえる山川夫妻の仕事である。
前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘
2002/07/31 15:19
魂の不滅と人生の真の意味とは
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前世の記憶をたどることで、現世のさまざまな問題を解決方向に導く前世療法。精神治療にこの療法を取り入れることとなったワイス博士は、科学者として医者として長年の経験を積み、1980年に、本書の話題の中心となるキャサリンとかかわるまでは「伝統的な科学の手法で証明されないものは、何であれ、決して信じなかった」ことを、まず特筆したい。心霊現象など自分とはまったく無関係と思っていた博士が、たび重なる催眠治療中に現れ出たキャサリンの過去世に触れ、もとの自分に戻ることはもはやできないことを知った。輪廻転生や高次なる魂である精霊たちの存在を、確信するに至ったのである。
本書を書き始めるまでに、実際の体験から4年の歳月を要したという。学会で認められていない情報を、自分の名のもとに公にするのは、勇気のいることだった。「学んだことを多くの人に知らせなければ」という強い思いに押され、博士の体験は、わたしたちの前に届けられることとなった。人生、人間関係、さまざまな出来事の意味が、明らかにされる。学び続ける存在であるわたしたち。博士のメッセージがより多くの人々に伝わるようにと、願わずにいられない。
2020/07/25 00:54
魂の歴史を探る
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の魂は永遠で、決して死なない
死ぬのは肉体のみで魂は永遠に転生し続ける
という。
前世のトラウマを思いだすことで
現世の精神的苦痛を開放しようという療法の記録。
どうしてそう感じるのか分からない、というときは
前世に原因があるかもしれない。
それは素直に信じられる。
けど、もし自分がこの療法を受けたとしても、こう簡単に催眠状態に入れるかどうか分からない。
信じてはいるが、それで意識をコントロールできるかどうか自信が無い。