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6件
日本の10大新宗教
著者 島田裕巳
多くの日本人は新宗教をずっと脅威と好奇の眼差しで見てきた。しかし、そもそも新宗教とはいかなる存在なのか。「宗教」の概念が初めてできた明治以後それがいつどう成立したか案外、知られていない。超巨大組織・創価学会に次ぐ教団はどこか、新宗教は高校野球をどう利用してきたか、などの疑問に答えつつ、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。
日本の10大新宗教
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日本の10大新宗教
2008/09/27 20:37
新宗教の成り立ちとビジネスについて書かれた本
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
新宗教の成り立ちとビジネスについて書かれた本です。この本で紹介されている新宗教は
天理教
大本
生長の家
天照皇大神宮教と璽宇
立正佼成会と霊友会
創価学会
世界救世教、神慈秀明会と真光系教団
PL教団
真如苑
GLA
この10個の宗教は必ずしも規模だけで選んだものではないということです。社会的にインパクトをもたらしたものなど総合的に日本を代表するものということです。
この本を読んでいてわかったこと
・新宗教とカルトは違う
・新宗教では分裂が多い
・仏教などもとの大きな宗教をベースとしているものが多い
ということです。このうち分裂が多いのは、その成長過程において各地の布教責任者に権力が集中してしまいお金の問題から分裂というパターン。教祖がなくなった後の後継者争いで分裂するパターンなどがあります。やはり最後はお金の問題。
地獄の沙汰も金次第?
http://blog.livedoor.jp/c12484000/
日本の10大新宗教
2019/02/05 14:47
これらの宗教がカルトではないということが、この本でわかりました
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天理教
大本
生長の家
天照皇大神宮教と璽宇
立正佼成会と霊友会
創価学会
世界救世教、神慈秀明会と真光系教団
PL教団
真如苑
GLA
これらの宗教がカルトではないということが、この本でわかりました
また、これらの宗教がどのようにして誕生したのかも知ることができました
2018/07/29 23:12
新宗教の成り立ちと特徴
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に新宗教に強い関心があったわけではないが、基本的な教養として学んでおこうと思い、電子書籍で通読。
幕末以降に発生した日本の新宗教のうち代表的な10宗教(天理教や大本教、立正佼成会、創価学会、PL教団など)について、発生の経緯や、教祖、教義などについて平易に解説している。
印象に残ったのは、
新宗教は急激な都市化が産み出したものであること
高度成長期に巨大集団に発展したのは日蓮系の教団だったこと、など。
教義についての説明などは、信者の方からすると異論があったりもするのかもしれないし、違う角度からの分析もありうるとは思うが、、とりあえず基本的なことを知りたい、というニーズには応えてくれる本だった。