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5件
リボルバー
著者 原田マハ
パリのオークション会社に勤務する高遠冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれた。それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。だが持ち主は得体の知れない女性。なぜ彼女の元に? リボルバーの真贋は? 調べを進めるうち、冴はゴッホとゴーギャンの知られざる真実に迫っていく。傑作アートミステリ。
リボルバー
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リボルバー
2023/09/02 20:14
一気読みでした
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴッホ、ゴーギャン 著名な二人の画家の研究者であるキュレーターの女性のお話。
読み進める内に引き込まれていきました。
読後には、二人の画家の作品をもっと見てみたいと感じました。
久しぶりにここまで引き込まれる作品に出合えたことに感謝です。
原田マハさんは大好きな作家です。ありがとうございます。
リボルバー
2025/01/08 16:48
圧倒的なリアリティ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H&M - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田マハさんがテレビで、史実はあまり入れていない(具体的に何割かと発言されていたのですが、はっきり記憶しておらず、すみません。)とおっしゃっていて驚きました。
VRゴーグルでも付けてみているような、臨場感すら感じる作品でした。
話の展開もすばらしく、心拍数上がりっぱなしでした。
絵画鑑賞が好きな方、少しでもゴッホに興味のある方には、強くおすすめします!
2024/09/13 16:14
小説ならではの魅力
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の題材は、亡くなった後に評価されたゴッホとゴーギャン。一時期共同生活を送っていた不世出の画家2人の苦悩と情熱に、パリのオークション会社に勤める日本人女性・冴が迫っていく物語。
史実に沿い、資料に依拠しながら大胆な想像で「巨匠」たちの息遣いをよみがえらせるところがすごい。
原田さんの作品にはノンフィクションとは異なる小説ならではの魅力がある。