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途中の一歩
著者 雫井脩介
ワーカーホリックの漫画家、毎晩恋愛サイトを覗くOL、接待続きで疲れきった編集者、不倫を清算すべきか迷う女流作家。昨日と同じような一日から抜け出すために、彼らはこれからの人生を共に過ごすたった一人のパートナーを探し始めた。頼りにするのは、仕事のキャリアや人生経験ではなく、とても小さな心の声。6人の男女は、いつ、誰のためにその「一歩」を踏み出すのか?
途中の一歩(上)
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紙の本途中の一歩 下
2021/06/12 15:58
途中の一歩
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性が合コンに勤しむのはよくあるパターンだが、男性が合コンに力を注ぐところから、話が始まる。ひと昔前のトレンディードラマの雰囲気があった。
漫画家や担当編集者周辺の狭いところで、付き合ったり別れたりしているのが、気になった。また、「途中の一歩」の意味は良かったが、恋愛面以外で生かされてなかったのも、残念。
男性陣は皆一癖あり、楽しく読めた。特に、自信家の相馬くんは、実際には関わりたくないが、ユニークだった。
紙の本途中の一歩 上
2017/08/27 11:25
最初に読んだ作品
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店でふと気になって手にとった。なぜかそれまで雫井脩介さんの存在すら知らず、初めて読んだ作品がこれ。痛快で爽やかな面白さにすっかり魅了された。そこから他の作品も読み始めたが、『途中の一歩』とは違うテイストの作品が多くて、それらも面白いのだけれど、最初に感じたイメージとは違ったなあ。
紙の本途中の一歩 下
2016/01/11 01:15
コミカル
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
30代の男女の恋愛がコミカルに描かれていて、上巻に引き続き気軽に楽しめた。合コンなどに縁が無かった世代にとっては、そのあたりの描写も興味深い。tだ、この種の作品ではやはり、石田衣良氏の「コンカツ」が優れている。
紙の本途中の一歩 上
2016/01/11 01:10
遅い恋
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒット作に恵まれない漫画家、他人にはアドバイスするものの自分の恋愛には難点のある編集者。軽いタッチので恋模様が描かれ「犯人に次ぐ」などのミステリやフィギュア・スケートを扱った「銀色の絆」の作者には意外な作品。それでも下巻を読む気を持続させる筆力は買う。