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4件
トマト缶の黒い真実
著者 ジャン=バティスト・マレ
・「中国産」が「イタリア産」になる流通の謎
・「添加物69%」の現場
・腐ったトマトの再商品化「ブラック・インク」とは
すべてはトマト缶をめぐる真実だ。
…それでもトマト缶を買いますか?
トマトは170カ国で生産され、トマト加工業界の年間売上高は100億ドルにのぼる。だがトマト缶がどのように生産・加工されているかはほとんど知られていない。
中国、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを舞台に、業界のトップ経営者から生産者、労働者までトマト加工産業に関わる人々に徹底取材。世界中で行われている産地偽装、大量の添加物や劣化した原料による健康被害、奴隷的に働かされる労働者などさまざまな問題を暴く。
世界中で身近な食品であるトマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにし、
フランスでも話題沸騰の、衝撃的ノンフィクション。
トマト缶の黒い真実
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トマト缶の黒い真実
2018/05/31 18:11
ジャーナリズムの傑作
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:四月うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
トマト缶を愛用していただけに、この本の内容は衝撃でした。私がよく購入していたホールトマト缶は「イタリア産」と書かれていましたが、実際のところはどうだったのでしょうか。
腐敗して「ブラック・インク」と化したトマトに化学的処理を施して「食品」とし、製品化して売り出すのは、もはや犯罪に近い行為だと思うのですが、それで暴利を得ている人たちと、知らずに被害を受けている消費者がいるという事実に憤りすら覚えます。
特定の国や企業を悪く言いたくはありませんが、利益を伸ばすことだけに目を向けるのではなく、もっと自社製品の製造に誇りを持って真面目に取り組んで欲しいと思います。彼らが今までのやり方を反省し、自社製品を買ってくれる消費者に誠意をもった対応をしてくれることを望んでいます。
トマト缶の黒い真実
2018/06/09 14:05
トマト缶の知られざる真実です!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、徹底的な取材・調査をもとに書かれたトマト缶についての生産から流通までの謎についての書です。今やトマト缶は世界で100億ドルにものぼる生産を誇っていますが、実はその生産から流通までの過程で信じられないことが起こっています。中国産トマトがいつの間にか「イタリア産」になっていたり、廃棄処分のトマトが使われていたり。。。この書を読むと、もうトマト缶を食べられなくなるかもしれません!それくらい衝撃は大きいのです!
トマト缶の黒い真実
2018/05/01 15:25
トマトなのに
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
トマト加工産業に関わるブラックな実態に迫った本です。
輸入食品店で100円未満で売ってるトマト缶は大丈夫だろうかと考えてしまいます。