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2件
暴力の解剖学――神経犯罪学への招待
著者 エイドリアン・レイン , 高橋洋(訳)
犯罪研究は新時代に突入した!
新たな学問分野・神経犯罪学を確立した著者が、脳や遺伝などの生物学的要因と、生育環境などの社会的要因、およびその相互作用から、いかに暴力的な性格が形成されるかを解説する。また、研究成果の実践にあたって直面する人権・倫理・法に関する議論を整理するとともに、暴力削減のための方策を読者に問いかける。
タブーに斬り込む画期的研究の全貌!
暴力の解剖学――神経犯罪学への招待
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暴力の解剖学 神経犯罪学への招待
2017/10/22 17:53
法律は科学に追い付いていない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際の犯罪から犯罪と脳との関係を分析している。たとえば、脳に腫瘍があり、それが犯罪の原因であるとするならば、それを取り除けば犯罪を起すことはない。しかし、服役しなけらばならず、それは意味があることなのだろうか。
暴力の解剖学 神経犯罪学への招待
2018/06/21 22:15
犯罪の神経科学的知見の総まとめ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯罪を脳の研究から解明する研究が近年行われるようになった。その先駆けが、著者でもあるエイドリアン・レインだ。犯罪学分野ではその名を知らない人がいないくらい有名である。本書は決して易しくはない。ある程度の神経科学の素養がないとおそらく良く理解することは難しいだろう。しかし、それだけ詳細にかつ包括的に犯罪研究を網羅している珠玉の一冊である。読む価値は大いにある。