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立憲主義について 成立過程と現代
2015/08/24 19:14
佐藤憲法学の基礎
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤幸治先生には『日本国憲法論』という教科書があるが、その思想的基礎を知ることができる。憲法論かまびすしい昨今、感情的な罵り合いではなく、有益な議論をするために踏まえるべき基礎を提供してくれている。私が学生時代、佐藤先生から憲法の講義を受ける機会があったが、立憲主義へのアフェクションということは繰り返し説かれ、佐々木惣一先生の『立憲非立憲』を継承しようとする佐藤先生の強い思いを感じ取ることができる。
立憲主義について 成立過程と現代
2016/07/05 21:51
さすが佐藤先生!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ryou - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本国憲法の大家のおひとりである。30年前に先生の著書を読み、日本国憲法の特徴を明快に理解できたと思った。30年ぶりに先生の、この本を読んだが、平易な著述ながら、きちんと歴史的過程を踏まえて、立憲主義とは何かということが、各国の宣言や憲法を比較考察しながら、自然とわかるように書いてある。自分の憲法への問題意識が高くなればなるほど、先生の文章の深さが味わえるという名著であると思う。
家族と法 比較家族法への招待
2015/02/01 13:15
類書が少ない,貴重な視点からの家族法学
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あわわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族法の分野で定評がある大村敦史教授による,放送大学テキストを下敷きにした著書である。
そもそも家族法の分野では,イデオロギー的に事実をねじ曲げることも平気な学者が多数いるなか,大村教授はそのような立場とは一線を画し,沿革を敷衍しつつ丁寧に解釈論を展開している。その大村教授が,日本法だけではなく,フランス法,韓国法などとも比較しつつ,日本家族法の特徴を明らかにしていく過程は,読み進むにつれ知的好奇心をかき立てられる。出自が2単位の講義テキストであることから,分量的には物足りなさを感じるが,この先は関心を持った各自が展開すべき領域なのかも知れない。