稲生物怪録
著者 編者:東 雅夫
江戸時代中期、広島・三次藩の武士・稲生平太郎の屋敷に、一ヶ月にわたって連日、怪異現象が頻発。その目撃談をもとに描かれた「稲生物怪録絵巻」(堀田家本、全巻カラー)、平太郎本人が書き残したと伝わる『三次実録物語』(京極夏彦訳)、柏正甫『稲生物怪録』(東雅夫訳・註)が一冊に。多彩な妖怪変化、想像を絶する奇抜な生態、冷静沈着に観察する平太郎の武勇……日本各地に伝わる妖怪物語の最高峰が、待望ひさしいコンパクトな文庫版で初登場!
稲生物怪録
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稲生物怪録
2021/08/24 23:06
イノモケワールド
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHK BS プレミアムの「ダークサイドミステリー」で紹介されたのを見て興味を持ちました。
予想を超える怪奇の世界。「実話」というところにもロマンがあります。
文庫でコンパクトにまとまっていることも魅力です。
稲生物怪録
2020/04/27 11:47
江戸時代の中頃に頻発した怪奇現象を著した書、絵巻を一冊にまとめた我が国妖怪物語の最高峰とも呼べる一冊です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国に伝わる妖怪に関する著作である平太郎『三次実録物語』、柏正甫『稲生物怪録』、そして、堀田家本「稲生物怪録絵巻」を一冊にまとめた書です。同書に収録された物語は、江戸時代の中頃に現在の広島県にあった三次藩の武士、稲生平太郎の屋敷に、一カ月にわたって頻発した怪異現象をもとに綴られたものです。同書では、現代語訳で読みやすく、また図版なども収録し、原本に書かれた場面や様子が生き生きと臨場感をもって読者に伝わるように工夫されています。我が国に残る妖怪物語の最高峰とも言われる一冊です。
稲生物怪録
2020/03/07 19:57
表紙で損してる
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投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
めっちゃ面白いです。しかも超読みやすいです。読んでいて。平太郎の豪快ぶりが凄く楽しいです。
な、の、で、カバーがもっとポップだったら、古典敬遠気味の人にも手に取ってもらえたんじゃないかなって思いました。私自身はあのカバーでも大好きなんですけどね。
もったいない!もっとたくさんの人に読んでもらいたい現代語版です!