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3件
すみれ屋敷の罪人
著者 降田 天
戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された白骨死体。かつての女中や使用人たちが語る、屋敷の主人と三姉妹たちの華やかな生活と、忍び寄る軍靴の響き、突然起きた不穏な事件。二転三転する証言と嘘、やがて戦時下に埋もれた真実が明らかになっていく――。
すみれ屋敷の罪人
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すみれ屋敷の罪人
2020/01/21 23:15
ミステリと言うよりは、人の想いが綴られた物語。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
名士、紫峰家。
その当主である太一郎とその娘、葵、桜、茜。 そして、使用人たち。
戦時中、彼らに何があったのか?
現在、再開発で庭を掘り返すと数体の遺体が...遺体は一体誰なのか?
刑事を名乗る西ノ森泉はその謎を追うが...
西ノ森の正体。 遺体の正体。
生きている当時の関係者からの事情聴取、そして、彼らの独白。
そこから徐々に見えてくる真実...
見せ方が良く、テンポも良い。
それぞれの想い、読み進めるとより深く見えていなかったものが見えてくる。
なかなか良かった。
すみれ屋敷の罪人
2023/04/27 01:55
伝聞ミステリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在進行でない状態で
本格的な伏線を読み取っていくのは難しかった。
とはいえ、きれいなパズル状に組み上げられた謎は
解かれていくさまが気持ちいい。
ただ事件の中身は読後感の爽快感よりも
苦みの強めな事件になっているかも。
すみれ屋敷の罪人
2020/09/16 23:10
mandshurica
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者の作品を初めて読みましたが、「降田天」は二人から成る作家ユニットだそうです。
しかし展開がダルい。しかも文章が小説になっていない感じです。画像が浮かんでこない。展開がバカバカしい。読むことを苦痛に感じました。無念。