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15件
鎌倉うずまき案内所
著者 青山美智子
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。
鎌倉うずまき案内所
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鎌倉うずまき案内所
2022/05/18 20:50
私のうずまきはなんだろう
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「猫のお告げは木の下で」が大好きでこの本を読みました。
〜つむじの巻〜では最後涙が出ました。
息子に、普通や人並みを押し付けている自分の事の様で。
〜ソフトクリームの巻〜では、大好きだった大江千里や銀色夏生の名前が出てきて、ふわっと当時の記憶が蘇りました。
早速、千里君のCDを聴いたり、銀色夏生の詩集を読みました。CDや本を引っ張り出す事が楽しかったです。
手助けアイテムは単語だけで、変えるのも変わるのも「自分」だというところが好きです。
でもちゃんと背中を押してくれる。
本当に優しく温かいお話だと思います。
2021/09/23 13:58
うずまき案内所って
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何の案内所なんだろう?と興味が湧いたが、人生相談といった感じかな?
今すごく悩んでいる事といわれると、特にない気がするが、誰かの相談ごとをきいたら案外と自分のふと迷いに思ってる事も解決するかもしれないな。
2025/03/23 17:12
鎌倉の一角で
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は鎌倉で、というのがいい。迷いのある人が、突然見たことない通りに連れて行かれ?る。うずまき案内所で、はぐれましたか?と声をかけられ、迷いを解決するヒントがもらえる。過去をさかのぼっていくことが、何となくファンタジー小説みたいでいい。