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12件
ダーウィンクラブ
著者 朱戸アオ(著)
CEOと従業員の経済格差が千倍以上の巨大企業への犯行予告があった。それから3年、犯行予告された企業の一つ・ワイルドスペース社がロケットの発表中に襲われた。さらに日本のロケット発表会の現場も襲われる。その放送を見ていた石井大良は、幼少時父親を殺したと思われる男の顔をそこで発見。現場に向かうが…。格差が生まれ続ける世界を横断するクライムサスペンス、開始!!
ダーウィンクラブ(6)
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ダーウィンクラブ 2 (モーニングKC)
2022/01/27 21:34
ダーウィンクラブにたどり着く?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤いペンキでテロを起こす漫画、ダーウィンクラブ。
主人公の大良が、父親殺しの犯人と目される佐藤を追い詰めたと思いきや!という感じです。
真相や、漫画の目的とか、そういったことが闇の中。
でも、知的好奇心のところに語りかけてくる感じが良いです。
1巻から続けて読めば分かるのでしょうか?
分からない話ですが、分かりたくなる漫画ですね。
2024/07/25 15:13
本格クライムサスペンス
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
深く静かに進行するストーリーで恐怖感のある本格クライムサスペンス漫画です。特殊能力を持ちながらちょっと間の抜けた主人公刑事とその相棒のペアが独特の面白さを醸し出しながら犯人を追ってゆく様がジワジワと来るようでそれがこの漫画の一つの魅力となっています。謎的なものもたくさんあって、壮大な企みが隠されてる感もあり、読み応え充分です。知識とか特に要るわけではないですがなかなか知的な漫画だと思います。
2023/09/16 11:03
自然とは
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダーウィンをモチーフに、格差社会をテーマにした崇高な漫画が完結。
大良の父を殺した、佐藤との件が決着したり、
エンタメとしても面白かったけど
個人的に気になるのは、アングリービークルの演説の中身
生物は、自己保存のため、富を蓄えようとするのは自然
そして、戦争や革命で、富める富裕層から富を奪おうとするのも、本能的に平等を求めるのも自然というところ
ただ、だからテロを起こすとはならないのがこの漫画の深いところ
漫画の面白さもそうだけど、
内容にこんなに考えさせられる漫画はない
何度も読んで、もっと理解したいと思える漫画
とても良かった