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12件
月に吠えらんねえ
著者 清家雪子(著)
□(シカク:詩歌句)街。そこは近代日本ぽくも幻想の、詩人たちが住まう架空の街。そこには萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星、高村光太郎らの作品からイメージされたキャラクターたちが、創作者としての業と人間としての幸せに人生を引き裂かれながら詩作に邁進する。実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象をキャラクターとして創作された、詩人たちと近代日本の業と罪と狂気の物語。
月に吠えらんねえ(11)
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2019/01/18 00:17
中毒ばんざい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書中は、
謎と嫌悪感と恐怖と笑いと
素晴しい詩との出会いと作者様のイマジネーションに
次々とタコ殴りにされるのでどこに感動していいかとっても忙しいです。
でもひたすら出会えてよかった…!作品。
2018/05/30 16:42
色々すごい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画なのに字が多くて、じっくり読むと時間がかかって大変。だけど面白い。
作者の独特な解釈、感性が凄い。巻末にある参考文献の多さに、また驚く。
書棚の肥やしとなっている朔太郎の詩集を引っ張り出さねば、という気になった。
月に吠えらんねえ 1 (アフタヌーンKC)
2015/09/26 01:16
狐のような狸のような
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
詩人の話かと言えばそうではないし、異界の話かと思えばそこまで違わない、行き当たりばったりのようで筋が通っている。狐のような狸のような漫画。
どのキャラもイイんだけど、白さん朔くん犀の三人はさすが主役で魅力的。特に白さんは神か魔物かといった感じで物凄い。