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幻月楼奇譚
著者 今市子
鶴来升一郎(つるぎしょういちろう)は、老舗の高級味噌屋の若旦那。名だたる「道楽息子」で器用貧乏の変わり者。そんな彼のご贔屓(ひいき)は、怪談にしか能がなく、金次第でなんでもする曲者(くせもの)の幇間(たいこもち)・与三郎(よさぶろう)。嘘か真実(まこと)か若旦那、与三郎に言い寄って!? 吉原(よしわら)の料亭「幻月楼(げんげつろう)」の座敷を夜ごと彩るのは、人の世の欲望とあやかしが織りなす不思議語り。
幻月楼奇譚(6)【カラー扉付き電子限定版】
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幻月楼奇譚
2017/12/07 13:14
「こいつを一体どうやってはずしたらいいんだか」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が昭和初期ってのが良かったのでしょうか。和装と洋装が混じっていて懐古的な感じが良い。今市子センセーのはBLもあるので買う時に非常に迷う。百鬼夜行抄よりは妖度がかなり少ないですが、これは当たりかな。
幻月楼奇譚 3
2017/04/09 14:10
密度ぎっしり
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いのだが多少ストーリーの密度が濃すぎて何度が読み直さないといけないのが難点。良く言えば無駄が無く 悪く言えば余裕が無い。
幻月楼奇譚 2
2017/12/10 12:50
「嫌々、こんなドブ川じゃ死にたくない」
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
せめてお側にと遺体の手を切って送るとか、秘めた恋心を石の裏に彫って庭石にするとか、本当に恐ろしいのは、物の怪か人間か…。松岡鉄鉱の話は面白かった。