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6件
開花アパートメント
著者 飴石(著者)
大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は雅趣あふれる「開花アパートメント」。そこでは住人全員が秘密を抱えていた。亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦・・・・・・。妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。新鋭・飴石のデビュー作、第1巻!
開花アパートメント 3
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開花アパートメント 1 (HARTA COMIX)
2023/12/17 17:50
雰囲気が良い。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正末期か。
最先端の設備、施設を備えたアパートメント。
そこに入居する様々な人物が織り成すストーリー。
とある翻訳家が入居するところからストーリーは始まる。
しかし、住人はそれぞれに何か秘密を抱えており。
翻訳家、探偵とその助手...
住人故に、一度登場したら終わりではなく、それぞれのストーリーにちょこちょこ登場。
妖しげな女性陣もなかなか良い感じ。
和装洋髪の彼女がなかなか。
次はどんな物語が紡がれるのか。
楽しみ。
2025/04/24 13:02
夢
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
明け方に見た夢のようなエピソード揃い。
夢のなかには悪夢もある。
春雄君が見ていた長い夢は終わった。
爛れた夢から解放された彼はこれからどんな現を生きるのか。
真君と彗星の出会いはほんのりと明るい一編。
ドイツ語の翻訳
各自が自分の中にある言葉を汲み出す行為はダイレクトに人柄が出ていて面白かった。
2025/04/16 23:57
相変わらずの頽廃的な感じもする美しさ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
白い鬼と水死体の続きから。
事の真相は。
因果はめぐり、返ってくるものなのか。
相変わらずの少々文学的で難解なストーリー立て。
静子さんもちょっと登場。
やはり、彼女が一番良い。
相変わらず飄々としたあの女学生の彼女も。
和と洋が入り混じった不思議な世界観。
大正浪漫と言うのはこう言うことを言うのか。
今回の雰囲気も良かったかと。