- みんなの評価
10件
本なら売るほど
著者 児島青(著者)
ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。
本なら売るほど 2
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2025/02/27 07:41
上質
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議なんだけど、中身はまちがいなく漫画なのに
読み終わった後の感覚が本を読んだ時と似ているんです・・・
これは今まで経験したことがない感じかたです。
それくらい上質って事なんだろうな。
2025/05/26 22:57
生業
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みずきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
Xで立ち読みの部分が流れてきて、気になり購入しました。
「好き」の衝動にかられた若い店主が主人公。
新刊書店を開きたいと思っている自分に希望と現実を見せてくれました。
「好きなことを生業にしたい」そんな思いを持っている人に刺さるマンガだと思います。
2025/05/18 18:25
色んなエピソードがあるものですね
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「古本 十月堂」にかかわる人びとの物語第二巻。
ネタバレあり。
一巻はそれぞれのお話の登場人物が他のエピソードに出てくることは(確か)無かったので、そういうスタイルを貫くのかなと思っていたら、この巻では前巻で登場したホームセンターの男性や冒頭のお話の男性も他のエピソードに出てきて、「連作短編集」のようでちょっと嬉しい。
10話と11話は前後編もので、他のお話とは少し雰囲気が違いましたね。一瞬漫画家の見た夢のホテルの話?白昼夢?と思ったけれど、他のエピに出ていた夫婦が出ていたのであのホテルは一応現実なんでしょうか。そしてあの妙に可愛いボーイさんは漫画家さんの事情をいかにも知ってるふうだったけれど、そこはどういう事か明かされませんでした(やっぱり少しファンジー?)
。最後の質屋のお話だけはこの物語の中で少し異色だった印象。こういうエピソードって最後前川さんの本を十月堂出買えるのかなって思ってたんですが、そこは外してキッパリどんな本を書かれてたのか分からないままでしたし、前川さんも多分亡くなってるんだろうけどそこもハッキリさせず終わりました。
色んな本があるように、エピソードによって雰囲気を変えてるのでしょうか。
なかなか古本屋にまつわるお話ってネタをひねり出すのが大変そうですが、今のところ面白いので(日常系の静かな面白さ)、もう少し続いてほしいなと思います。