妖怪アパートの幽雅な日常４

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シリーズ４冊目です。

自殺しようとした子を助けたり、バイト先での新人とおじさんたちを繋ぐ橋になったりと、今回の夕士も大忙しです。
夕士がどんどん成長しているのがわかり、おもしろいです。

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相変わらずストーリーは微妙に説教っぽいのだけど、るみこさんのお料理が目当てでつい幸せに読んでしまうのであった

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このシリーズは、セリフにビックリマークが多すぎて私にはちょっと読みづらいのですが、とにかくご飯が美味しそうなので、新しい巻が出るとつい手に取ってしまいます。今回は金山寺味噌。読み終わってすぐ買いに走ってしまいました。金山寺味噌と胡瓜があったらそれだけでビールが飲めますね（笑）

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惰性で買ってしまった感は否めない。物語の展開にも惰性を感じざるを得ない。。教訓めいたというか、落としどころが見えすぎてワクワク感やページをめくる期待感はない。設定やキャラクターはとっても魅力的なだけに残念。

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　100709～100711読了

　妖怪アパートから教わるだけの立場から、人に教えるまでに成長してきた夕士。伝える手段がまだ未熟でも、確かに成長している姿に力をもらえた気がしました。



～～　引用　～～
p62
「どんな運命だろうと、周囲がどんな手助けをしようと、それを乗り越えるのは、結局は本人の意思しかないんだ。否応のない運命に翻弄されるものは大勢いる。それを乗り越えられない者も、もちろんいる。だが、乗り越えようともしない者に、私は手は貸さない」
　見たこともない龍さんの表情だった。震えが来るような厳しい目をしている。優しい、温かいだけの人じゃなかった。優しさや温かさと同じくらい、厳しい部分も持っていたんだ。


p81
　俺だって別に、このバイトをスキップするほど楽しくやってるわけじゃない。でも仕事はきつくても、俺は職場の人間関係に恵まれている。これは重要なポイントだろう。身体を動かすことも好きだし、金を稼ぐのは将来のためだっていう目的もある。自分のやってることが納得できるし、充実しているんだ。


p184
「俺の人生は長く、世界は果てしなく広い。でも、いったいどこまで行けばいいんだろうな……？」
「行けるとこまでさ」

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サクサクと楽しく読みました。
今回も心に残る素敵な言葉があったし、
色々と考えることあったし、
夕士達の日常が楽しそうで、羨ましかった！

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2010.06.21　読書開始
2010.06.23　読了

妖怪アパートの文庫４巻でございます！
舞台は夏休みと言う事で、リアルタイムよりは一歩先と言ったところですかねｗ
夕士くんレベルアップの巻です
夕士くんはアパートやバイト先での人間関係に恵まれてますね
夕士くんがまっすぐ伸びられるのは、きっと周りの人間がいいからなんですよね

毎回毎回、すぐに書かないと細かいところまで思い出せなくて困ってしまいます…
バイトの新人や、バイト中にたまたま知り合った女の子は、今後出てくるのかな？
バイト君たちはまたどこかで出てくるといいなぁ、と思うのですが

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やはりこの言葉遣いは嫌いだが、長谷はかっこいいしクリは可愛いし。夕士は生活環境にも人間関係にもすごく恵まれていると思った。すらすら読めるのに学べることや納得できることがたくさんあった。

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今回も香月先生が得意な道徳的なお話と成長。
夕士くんがまた強くなった。
彼は強くなるのと同時に心も強くなる。
ものの考え方がすでに高校生ではない。

そして、るり子さんの料理・・・食べたい。

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今回は主人公・稲葉夕士の幽雅なバイト生活。
あと修行レベル2。

驚くくらいに健全な夏休みを送る主人公。
特に巨大な敵も現れることもなく
（出てくるのは引き立て役の不健全な人々）
まさに日常が展開されていく。

大人の生の話を日々聞いて、
気心の知れた親友や同居人と日々心通わせて、
読んでるこっちも健全な気分になる。

日常を出過ぎない、深すぎない話だから
むしろいいのかも。

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夕士、高校二年生。魔道士として人として、レベルアップの夏！
いえ、帯のコピーそのままなんですが、流石プロ、確かに中身はその通りです。
親や、先生って｢あなたのためだから｣となんか押しつけちゃいがちですが、
全く他人の方が、その辺は寛容で、人が成長するのは、他人のおかげなのかも…
手助けと、押しつけ、間違わないようにしないとなぁ。