電子書籍
ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流 頭をよくする読書法
著者 小宮一慶
しっかりと本を選び、読書し、頭を鍛え、そこで得た情報を確実にビジネスに活かす方法がこの1冊で手に入る!たった90分で読書に投資する時間の価値を∞に引き上げる小宮流“できる...
ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流 頭をよくする読書法
05/02まで通常1,100円
税込 550 円 5ptビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流頭をよくする読書法 (ディスカヴァー携書)
商品説明
しっかりと本を選び、読書し、頭を鍛え、
そこで得た情報を確実にビジネスに活かす方法がこの1冊で手に入る!
たった90分で読書に投資する時間の価値を∞に引き上げる
小宮流“できるビジネスマンのため”の読書法大公開!
あなたは何のために読書をしていますか?
「目的」を持って読書をしていますか?
それを自分の仕事や人生に活かしていますか?
今や一大ブームとなっている速読。
しかし、速読では頭はよくなりません。
読書は、どれだけ速く多くを読んだかよりも、どれだけ深く多くを得るかです。
速く読むより、速く手に入れる。
つまり「速さ」ではなく「目的」で読書法を使い分けるのです。
読む本と読み方次第で、頭はどんどんよくなります。
いくつかの専門分野なら、読書による独学さえも可能です。
実際、高校1年生の時まで、まったくの読書音痴だったという著者は、
ふとしたきっかけで「読める」ようになり、
以後、経済学、会計等、多くのことを読書による「独学」でものにしていきます。
では、頭をよくする読書法とは?
本書ではそれぞれの<小宮流目的別5つの読書法>に触れ、
おすすめ本を具体的に取り上げながら丁寧に解説しています。
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紙の本
「自己啓発本」症候群
2009/02/12 08:17
14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年(2008年)の夏に腰を痛めて立ち上がれなくなった。松田優作風にいえば「何じゃこりゃあ」みたいものである。
それで通い出した接骨院で「晒(さらし)」を巻いてもらって、爾来それをはずせなくなった。いつまでも治りきらないので病院を変えると、腰まわりの筋肉が落ちていることを指摘された。「晒(さらし)」に依存してしまったことで、筋肉が自ら強くなろうとしないようなのだ。
私にとっての「自己啓発本」ももしかしてそういう現象を起こしていないか、気にかかるところである。
経営コンサルタント小宮一慶氏が書いた本書にしても、おそらくターゲットとなる読書層は、あまり読書をしないビジネスマンか、もっと「頭をよく」したいと考えている人ということになるのだろう。だから、記述の仕方も丁寧だし、本書の中で小宮氏が薦める本も多種に富んでいる。
とはいえ、この本は喩えていえば「晒(さらし)」のような本であり、この本だけで自身の「頭がよく」なるものでもない。
要は、この本に書かれていることを参考にして、小宮氏が薦める本、あるいは(そして、これこそが大事なのだが)自身で「気づきやひらめきを与える」本を見つけ出し、読むことである。そのためにも、一体自分の知識欲がどのあたりにあるのかを見極めることが大事だと思う。
この本の中で、小宮流の「速読」「通読」「熟読」「重読」といった読書法が紹介されているが、それにとらわれすぎると自身の筋力は決して強くはならない。
むしろ、「読書法を決定するのは、速さではなくて、目的」(22頁)といったように、書かれていることの本質から自身の読書法を作り出すのがいいだろう。
私自身についていえば「自己啓発本」とはおさらばしたいのだが、不思議とこの種の本が好きでたまらない。
自らの筋力は「自己啓発本」ではつかないとわかっているのだが。困ったものである。
誰か「さらば 自己啓発本」といった「自己啓発本」を書いてくれないだろうか。
◆この書評のこぼれ話はblog「ほん☆たす」で。
紙の本
読書で頭をよくするぞ!!
2015/12/19 11:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書著者 小宮氏に興味があり
私が好きな読書の本ということで
本書を手に取りました。
今までいろいろな読書本や速読本を見てきましたが、
速読というのは 情報を速く取るための方法。
本当に頭を鍛えるのは
本書では
通読2や熟読、重読でないと 頭が鍛えられないと。
本当に 腑に落ちる内容でした。
紙の本
専門家レベルを目指して頑張りたい
2023/03/31 02:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、小宮さん流の頭をよくする読書法が書かれた読みごたえのある、いい本だと思う。
まず、読書の技術というのは、「速さ」によって区別されるものではなく、「目的」によって使い分けられるとしている。
そして、その目的に応じた小宮さん流の5つの読書法は、次のとおり。
1.速読
求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。
2.通読レベル1
最初から最後までふつうに読む読み方。
3.通読レベル2
最初から最後まで、論点を整理し、考えながら読んでいく読み方。
4.熟読
注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。
5.重読
生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。
具体的には、速読は、ポイントをおさえて、自分で論点や重要事項を把握していけるか。
次に、通読レベル1は、最初から最後まで、ふつうに読んで、読書を楽しんだり、ある一定の知識を得ることを目的にする。
一方、通読レベル2は、最初から最後まで、論点を整理し、考えながら勉強を目的にする。ロジックを追えるように、仮説を立てて読む。
熟読は、自分の専門分野や興味のある分野のものを必要なところだけ、多くのことと関連づけながら、きっちり論理立てて読んでいく。
重読は、「意味」を得るだけの読書ではなく、「意識」を高めることを目的にする。
そして、小宮さんは、おおよそ30時間で、だいたいのことがある一定レベル(専門家レベル)に達することができるという。
そのためには、まずその分野の第一人者が書いた入門書から入り、専門書を熟読して理解できたら、また入門書を読むことが大事なノウハウであるということだ。
また、この本では、小宮さんがお勧め本を具体的に取り上げながら丁寧に解説してくれているので、ビジネスマンにとっては良い指針になると思う。
ぜひ、専門家レベルを目指して、30時間頑張りたい。