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  • 販売開始日: 2011/03/01
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-755604-4
一般書

大地の子(四)

著者 山崎豊子 (著)

「松本先生どうしてここへ?」「陸さんこそ、なぜ」実の妹の臨終を看取り、悲嘆にくれる一心の前に、東洋製鉄の松本耕次が現れた。松本は、娘の消息がわかって駆けつけたのだった。あ...

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大地の子(四)

税込 652 5pt

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商品説明

「松本先生どうしてここへ?」「陸さんこそ、なぜ」実の妹の臨終を看取り、悲嘆にくれる一心の前に、東洋製鉄の松本耕次が現れた。松本は、娘の消息がわかって駆けつけたのだった。あまりに唐突な父子の再会に動揺し、わが眼を疑う二人。一方で、宝華製鉄建設は大詰めをむかえ、日本側は中国首脳に翻弄されていた。その中で頭角を現す一心に、更なる悪意が襲いかかる…。戦争孤児・陸一心の苦難に満ちた旅路、最後に選ぶのは祖国日本か中国か。血と汗と涙の傑作巨篇、完結。

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みんなのレビュー137件

みんなの評価4.5

評価内訳

大地に足をつけて読むべし。原作は辛辣である。

2003/08/19 22:27

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:流花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『大地の子』は、テレビドラマ化され、何回か再放送されている。つい最近も再放送があった。そのたびに見てしまうのだが、見るたびに心に残るものが違ってくることに気付いた。今回は、「私は、大地の子です。」という言葉だった。テレビでは「父の目に涙があふれるのを見た。きっと父はこの言葉が永遠の別れの言葉と知ったのだ。」という一心の独白がつづく。何とも言えない重いものが、ずしんと頭に残った。それで、原作を読んでみたくなったのだ。
しかし、『大地の子』の原作を読んでみると、美しく情緒的なテレビドラマとは裏腹に、かなり辛辣である。登場人物の心の動きも行動も、人間臭い。ドラマでは、俳優の演技や間に委ねられていた心の襞が、小説となると細かく(時として露骨に)描写されていたりして、テレビドラマでの印象が儚く崩れ去り、悲しい気持ちになったのも事実である。でもそれが“事実”に近いのだ。
GISの点検のしつこさ。疑わしきを許さない徹底ぶり。日本人に対する猜疑心は並大抵ではない。『「…今度はわれわれが陸一心を使う番だ」』38年ぶりにやっと再会できた父子も、国家のために利用されていくのである。“日本の戦争責任”…この言葉の前に怒りは燃えたぎり、敵意をあらわにする。だからいくら“中日友好”と言っても、『(軍事委員会主席)登平化はふんと鼻先で笑い、「…日本人はよくよくおめでたい人種だ。」侮蔑するように、云った。…「今度の工事で高い金を払って日本の技術、品質管理のノウハウを買ったんだから、第二、第三の製鉄所建設に当たっては、技術は中国、金は日本から出させればいい…」と嘯くように言い放った。』——中国という国の恐ろしさ。日本人に対する限りない猜疑心。日本人として悲しくなってくる。でも、これもきっと事実に近いのであろう。こんな場面はドラマ化できないわけだ。
 盗聴、密告、陥穽…しかし、それはまた、中国人同士でも同じなのである。国家の重大なプロジェクトも、政権争いの道具とされ、繰り返される失脚、復権、左遷、破滅…。これが中国という国の本質、5千年の歴史なのだろうか。
 『大地の子——、それは日本の父に対する惜別であり、自分自身の運命に対する無限の呼びかけに他ならない。』一心には中国人としての人生が始まってしまっているのだ。『(松本は)四十年間、この大地に育ち、生きてきた息子とは、もはや埋めようのない隔たりがあることを思い知った。』
 “大地の子”。結果的に一心は“中国人”を選んだ訳であるが、“大地の子”という言い方は婉曲な言葉と思っていた。しかし今回、本当に“大地の子”なのだと思った。日本人でも中国人でもない、ニュートラルな人間。国で人を区分することの無意味さ。どちらを選ぶかということではなく、人間として、自然にありのままに生きていきたいということなのではないか。与えられた運命を精一杯生きる、ただそれだけである。それは“諦観”ではない。なぜなら、そこには“希望”があるからだ。原作はここで終わっているが、テレビドラマでは、一心が自ら望んで西蒙古鋼鉄公司に戻るという設定で終わっている。それはきっと、この『大地の子』のエンディングに“希望”を見いだしてほしいからであろう。
 人は生きている。今、この一瞬一瞬を生きている。こう言ってしまうのが、とてつもなくおこがましいことと承知の上で言わせてもらう。この小説は、陸一心を巡って、偶然、この中国という“大地”で出会い、この“大地”を舞台に、もがき、苦しみ、“生きた”人々の、たくさんの有名無名の人々の“生きた証”なのだ。そして、ここまで取材し、小説に仕上げた山崎豊子さんに、果てしない敬意を表すばかりである。


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中国孤児 完

2019/05/14 06:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

大河小説の大団円。日中の問題は未来へと引き続くことになるがそれでも前に向かうことが大事、著者の渾身の作品であることがエッセイでもわかる、

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.

2012/12/20 13:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読むべき本の一つだと思う。
長編だったが、一気に読みきった。
読まなければ眠れないほどで、歴史に向き合うきっかけにもなった。

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運命

2002/07/16 20:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アセローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は残酷だということを痛切に感じました。戦争を起こすのも人間。それによって変わってしまうのも人間。この物語を運命という言葉で表していいのかどうかわかりません。
一心の、逆境にあっても強く決してあきらめることなく生きていく姿には感銘を受けます。この本を読むことでただの読書体験以上のものが得られると思います。

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なんとも言えない…

2024/06/05 02:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ラストが、なんとも言えない終わり方でした。逆に、日本に帰国し、残留孤児として生きていく道もあったはずなのに。実際、中国残留孤児の方、たくさん、帰国なさってますし。しかし、主人公が、この道を選んだのだから、頑張って欲しいですね

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2006/03/19 05:26

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2006/06/14 13:10

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2006/08/17 00:29

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2007/07/29 01:39

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2007/01/04 10:48

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2010/04/02 00:22

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2007/12/31 20:16

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2008/04/21 19:38

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2008/05/15 01:15

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2008/11/16 14:46

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