BASARA 19
著者 田村 由美
東北では、朱里たちが黒の王の追放に成功した。これで黒の王が治めていた領土では、王制が廃止となった。そして、京の国王から完全な自立を宣言した。黒の王の正室・紫の上も、王妃と...
BASARA 19
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商品説明
東北では、朱里たちが黒の王の追放に成功した。これで黒の王が治めていた領土では、王制が廃止となった。そして、京の国王から完全な自立を宣言した。黒の王の正室・紫の上も、王妃という任を降りて、戦のない新しい国のために世話役として力を尽くすことになった。そのころ、更紗(さらさ)たちタタラ軍は、四国の水軍とともに瀬戸内海で、国王軍・西の橘との海戦に臨んでいた。その戦のさなか、更紗に最強の刺客・柊とその部下たちの魔の手が迫ってきた。2人目の刺客・山茶花(さざんか)の自爆により火薬庫が誘爆してしまい船底に穴があいてしまう。更紗は、我が家のように親しんだ船を、ついに捨てる決心をし…!? ●収録作品 BASARA
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なつかしくて思わず・・・
2015/09/16 15:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうちゃんまま - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう10年以上前ですが、友達から借りて読んだのがきっかけで、すっかりはまり、紙コミックも持っていますが、久しぶりに読み返したくなり今度は電子書籍で大人買い!今までいろいろなコミックを読みましたが、私の中では今でも一押しのコミックです。
伏線、伏線の回収、日本全国をまたにかけた壮大な内容にロマンス・・・やっぱり最高です。
浅葱
2021/07/23 11:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて登場した頃、浅葱のことが大嫌いだったけれど、ここにきて、そんなに悪くないかも、と思えるようになってきた。朱理のような、竹を割ったような性格とは違い、陰湿でネチネチしている印象だったが、それは彼が今まで生きてきた環境のせいもあったのでしょう。幸せになって欲しいです。
朱雀の船
2021/07/08 11:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
国王軍との海上決戦中の船内での刺客との闘いが、今までの仲間になってきた人たちの集大成のような戦いで胸が熱くなります。
熊野コンビと群竹さん、浅葱の掛け合いが好きです。
一点の暗い影を残しつつ……
2002/07/31 13:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
四国の水軍とともに、国王軍と戦うタタラ軍。戦いの最中、柊の手下が次々とあらわれ、更紗を襲う。仲間の助けもあり、すべての刺客は姿を消すが、更紗は淡路島に浅葱と二人で流れ着き、そこで柊にあってしまう。柊と戦っても勝ち目のない更紗。浅葱が間にわって入り助けようとする。
また、浅葱が真の蒼の王だと、更紗は知ることとなる。
淡路島で、ほんのつかの間、更紗と二人きりになる浅葱。
浅葱の本当の心が少し見えてきます。
出あったころの浅葱は、か弱くてひょろひょろしていましたが、ずいぶんたくましくなりました。
性格も少しずつ、変わってきたようです。
浅葱だけでなく、朱理も。
みんな、更紗に出あい、更紗の仲間に出あい、少しずつ少しずつ変わってゆきます。更紗もまた、みんなといることで、成長してゆきます。
人が人を作り、人の輪が、人の思いが、国をも動かしてゆきます。
今まさに、すべての流れが良いほうへ良いほうへと動いていっている、そんなふうに感じるストーリーです。
ただ、国王軍にその流れに抵抗する者がいるのは当然として、更紗の仲間にも新しい風を受け入れないものがいるのも事実。角じいは、みんなの心から憎しみという負の心が薄れてゆく中、赤の王への恨みを根強く残し、更紗が赤の王にあうことを頑なに拒みます。
そこに一筋の暗い影を残し、物語は続いてゆきます。