BASARA 24
著者 田村 由美
文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・更紗が生まれた…!! 愛と冒険...
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商品説明
文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・更紗が生まれた…!! 愛と冒険のジパング伝説。
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信頼するということ
2002/07/31 13:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国王の後継者・蒼の王として名乗りをあげた浅葱。更紗を裏切ったように見えたが、そこには、強く王家の最後を求める、真の浅葱の姿が……。
浅葱を追って単身乗り込んできた更紗だが、その真意を聞いて、信じているといいながら何も信じていなかった自分に気づく。そして、「ここはまかせたよ」といってその場を去る。
揚羽は、萩原大老の残した暗号から、城の地下に何か仕掛けがあると察し、食い止めようと一人、地下通路へ。「オレは多分、今ここでこうするために生きてきたんだよ」という不吉な言葉を残して……。
更紗は、一人で姿を消した浅葱を心配して、飛び込んでいってしまいますが、それこそが、浅葱を信頼していなかったということ。人を本当の意味で信頼するということは、すべてを任せてしまえるということなんですね。
以前会社勤めをしていたころに、部下を残して帰ることができない課長に、それではだめだ、といっていた別の課の課長がいたのを思い出しました。仕事がたくさんあっても、部下に任せて自分だけさっさと帰れるようでないとだめだと。
自分が動いているうちは、だれも信用できていないということですね。信頼するということの本当の意味を、ふと考えさせられました。
浅葱
2021/08/26 15:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅葱の話は涙なしには読めません。
自分のルーツが不確かなことであったり、王家の歪みも相まって自己の確立ができないことがどれほど辛かったろうか。
そんな浅葱をタタラの一言が救うのが、たまりませんでした。
文庫版だけをお持ちの方は、この24巻には番外編の
「私立ばさら学園の夕暮れ」
「みんなでゲームをやったなら」
「おまけ」
が収録されてますので、コミックスの単品買いもご検討されるといいと思います。
浅葱
2021/07/25 11:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅葱は、タタラを裏切ったのではなく、自分で王家を終わりにしようとしていたんですね。自分で全ての憎まれ役を引き受けようとしていた、浅葱の覚悟が痛々しかった。そして、更紗への想いも切ないです。