- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2011/10/20
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-352003-3
サトラレ(2)
著者 佐藤マコト(著)
「サトラレ同士を出会わせてはいけない」――祖母を亡くしてから仕事に没頭する日々を送っていたサトラレの医師・里見(さとみ)は、久しぶりの休暇に祖母の墓参りへ行くことに。しか...
サトラレ(2)
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商品説明
「サトラレ同士を出会わせてはいけない」――祖母を亡くしてから仕事に没頭する日々を送っていたサトラレの医師・里見(さとみ)は、久しぶりの休暇に祖母の墓参りへ行くことに。しかし目的地の寺は、幼年期のサトラレが自然に安全に暮らせるようにと、政府が極秘裏に作った“サトラレの町”にあった。そこには浩(ひろし)というサトラレの少年が暮らしていて、何も知らない二人の接触を避けるために万全の準備が整っているはずだったが……!?
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今後の展開に不安が
2019/04/13 22:38
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投稿者:黒豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻はけっこうコメディタッチだったり、感動する話があったのですが、この巻は、サトラレを取り巻く様々な問題が紹介されています。
深刻な話もあり、今後の展開に大きく絡んできそうです。
映画になったあの作品。
2002/01/25 00:57
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投稿者:叉葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「サトラレ」とは? …口に出さずとも、自分の考えが周囲の人に「悟られ」てしまう不思議な能力の持ち主のコト。
…ってゆーのがカバーをめくった所にある「サトラレ」の簡単な説明書きです。「先天性R型脳梁変性症 通称サトラレ」は、思った事が口に出さずとも周囲40〜50mの人々に悟られてしまう謎の奇病の事を言います。彼らは例外なくIQ180以上というもう一つの特徴を持っていて、そんな彼らはいろいろな分野に多大な貢献をしてくれる、いわば国の財産なのです。突然変異で生まれてくる彼らの人数はとても少なく、1000万人に1人の確率と言われてます。でも…、誰だって自分の考えていることが人に全て筒抜けだって言われたらどうします? 恥ずかしくて死んじゃいたくなりませんか?
初めて発見された「サトラレ」はそれに耐えられず自殺しています。国はこの「サトラレ」を守る為に、『サトラレ保護法』や『サトラレ対策委員会』というものを作り、いつも彼らの安全を守る為に警護にあたり、場合によっては多数の人間を動員して、いつも「サトラレ」に“サトラレ”と気付かれる事を防いでいます。もし彼らに自分は「サトラレ」であると気付かせた場合は保護法により実刑がくだされます。
…というのが簡単な「サトラレ」とその周りの人々との関係でしょうか。この巻では、友人がイジメで不幸に会い、その犯人とも言える同級生に殺意を抱く「サトラレ」のお話や、「サトラレ」同士が遭遇しそうになるお話、その他いろいろな「サトラレ」とその周りにいる人々お話が描かれてます。
私が一巻を読んだのは2001年春に公開された映画の終了直後でした。一巻を読んですごく感動した私は、自分の不運に嘆きました。映画を観れなかった事がすごく悔しくて、まだ上映しているところはないかどうかネットで必死になって探してしまいました^^
映画もすごく良かったです! コメディーっぽいお話からすごく感動して泣いてしまいそうになるお話(私は泣きました(苦笑))まで、どれも一話ごとの短編でとても読みやすいです。すごく心温まるこの作品をぜひ一度読んでみてください^^
いそんなサトラレ
2021/04/17 13:41
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
サトラレの里でのサトラレ同士の遭遇問題が浮上する。一瞬の邂逅の処理が上手い!
その他のサトラレも皆トラブル発生でお話がより深くなっておもしろかった。
リアリティたっぷりのおとぎばなし
2002/01/28 01:35
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投稿者:taizo - この投稿者のレビュー一覧を見る
どう考えてもありえないことなのに、リアリティたっぷりに作品世界に入り込んでしまう。2巻目もネタ切れにならず、高品質。思っていた以上に奥の深い展開が待っていそうで、これからも目が離せません。
サトラレ同士の接触
2021/04/23 23:06
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回サトラレ同士でニアミスするエピソードがあったけど何とかお互いの存在がばれずに済んで安心した。西山にも子供が出来たけどサトラレの子供がサトラレだったら一緒にはいられないし今後がどうなるのか気になった。
これからの展開に少し不安が……
2002/06/06 17:41
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
口に出さなくても、自分の考えが周囲の人たちに「悟られ」てしまう不思議な能力を持った人たちを描いた作品「サトラレ」の第2巻。
私の中では、2巻は1巻とは少し読後の気分が異なりました。
なぜでしょう。
やはり、2巻目ということで、どんどんと話が深いところに入っていくのを避けられないからでしょうか。
1巻では、テーマはシリアスで重いものも抱えているけれど、読んだ感想はコミカルで面白い印象が強かったような気がしますが、この2巻目は、その笑いの要素よりも、シリアス面が勝っているように思います。
これから、どんどんサトラレの深くて、難しい部分へと、突き進んで行くのでしょうか。
今まで何人かのサトラレが登場しましたが、その各人のこれからがとても心配に思えてきます。
どのサトラレもみな、しあわせになってほしいと思わず願ってしまう。そんな愛すべき存在のサトラレ。
これからも、彼らの人生を見守りつづけていきたいです。
私のように、サトラレのしあわせな人生を願う読者には、ちょっぴり不安が影を落とすような読後感のある一冊かと思います。
二巻も出ましたが
2002/03/04 17:50
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投稿者:三代目ジョニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
安藤政信さんが出演された、映画『サトラレ』がちょっとした話題になりましたが。映画よりも断然、漫画の方が面白いんです。映画だから表現できることも多くありますが、漫画だから表現できるモノがサトラレと言う作品を面白くしているんだと思います。
そんなもののひとつに、二巻の中に『サトラレの殺意』と言う作品があるんですが、私はその話に惹かれるものがありまして。自分の考えが丸々、サトラレてしまったら…、まぁとりあえず読んでみてください。