三浦綾子 電子全集 氷点(下)
著者 三浦綾子 (著)
本当の人間の美しさとは、優しさとは何か?著者が真正面から問いかける不朽の名作!ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、母...
三浦綾子 電子全集 氷点(下)
商品説明
本当の人間の美しさとは、優しさとは何か?著者が真正面から問いかける不朽の名作!
ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、母親の夏枝は眼科医の村井の訪問を受けている最中の出来事だった。夏枝と村井の仲に疑いを抱いた啓造は、妻を苦しめたいがために、自殺した犯人の娘を引き取ることにする。事実を知らない夏枝はその娘に陽子と名付け、失った娘の代わりにかわいがる。夏枝や兄の徹らの愛情に包まれて明るく素直な娘に成長していく陽子だったが、いつしか家族に暗い影が忍び寄る―。
三浦綾子の朝日新聞の懸賞小説当選作であり、デビュー作。
そして、1969年(昭和44年)、1970年(昭和45年)、1981年(昭和56年)、2006年(平成18年)と昭和から平成にかけて4度にもわたりテレビドラマ化された、空前の名作である。
「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録!
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すごい
2023/01/23 02:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
無名だった三浦綾子さんが応募した新聞社の懸賞小説。賞金が1000万円だった事や既存の作家も応募出来る募集要項であったのに三浦綾子さんが受賞した事で話題になった。しかしそんな下世話なことよりも、何より作品が素晴らしすぎて読後しばらく放心状態になったようでした。最初から最後まであっという間に読んでしまいました。登場人物それぞれが、さまざまな相手に対して抱いている感情がとてもリアルに描かれています。表面上は分からない心の奥底にある邪悪な考えなどは誰しも持っているもので、まるで自分の心を見透かされている錯覚に陥りました。
Yama
2018/05/30 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yama - この投稿者のレビュー一覧を見る
氷点下をついに購入。一気に読みました。キリスト教の思想を知りたくてよんでいたのですが、下の最後に、罪とは何なのか。それを感じることができる本でした。
自殺を・・・
2021/07/26 13:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏枝は陽子が佐石の娘だと知り、今までのように陽子を愛せなくなった。それは態度にも言動にも表れ、陽子に辛くあたるようになる。陽子は夏枝に給食費を貰えないため、牛乳配達を始めた陽子。陽子は牛乳店で自分が貰い子であるという噂を耳にする。
そして兄・徹の友人・北原の前で、夏枝は陽子がルリ子を殺害した佐石の娘だと秘密を暴露してしまう。陽子はルリ子を殺害した犯人が自分の父だと知り、陽子はルリ子が死んだ場所で自殺をはかる。
辻口も夏枝も子供を道具としか見れなくなったのでしょうね。彼らはお互いのメンツとプライドのために子供を利用しただけに過ぎない。徹と北原君には気の毒な話ですね。
氷点の
2019/05/31 22:52
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投稿者:masa - この投稿者のレビュー一覧を見る
氷点の下巻です。このあとどうなるのかドキドキしながら読み進めました。
三浦綾子氏ならではの、人間の心の奥を描いた作品だと思います。