ドラマ性たっぷり
2023/02/23 23:14
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
おとぎ話の世界でキャラが悪いやつに変化して現実世界には入り込んできたのを、この世界の青年月光が戦って元通りにするというストーリー。おとぎ話の世界と現実の世界をうまく融合させたとてもよく出来た設定だと思いました。月光も友人のえんげきぶも、おとぎの世界の鉢かづきもみんなキャラが立っていて、最初に彼らが出会うシーンも劇的で印象深く、スムーズでもありました。戦いは派手ですが、ドラマ性もたっぷりで、また馴染みのあるおとぎ話ということで、夢中で読み耽ってしまいました。
御伽噺を愛する全ての人へ!
2019/03/28 21:31
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投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤田節は相変わらずですが、数々のエピソードには童話・民話への深い造詣と洞察、それから愛情が見受けられます。なおかつ「えっ」と思われるような現代的アレンジや新解釈が加えられているので、結構作者も楽しんでいるんだなあと思うと読んでいる方も楽しくなってきます。
面白いけど読みにくい
2020/10/10 14:42
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投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
描き込みが多過ぎて、字が読みにくい。
1話のモノローグは、読み落としてしまいそうになる。
話や設定は面白いと思う。
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
月が青く光る何十年かに1度の日、おとぎ話に異変が起こる。
それを、正すには...
引っ張るなぁ~。
その展開だけで、半冊費やされてますね。
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うしおととら、からくりサーカスの藤田先生の新作です。
青い月の光により何十年かに一度、おとぎばなしの世界がねじれてしまいます。
そのおとぎばなしは、猛き月光によって正されねばならない、という条例がタイトルである「月光条例」です。
主人公の月光、ヒロインの演劇部、おとぎばなしの住人・鉢かつぎを中心に読み手の世界に流れ込む、ねじれたおとぎばなしを正していく展開です。
この作者の作品は直球なので、今回もすごく好感が持てますね。
まず、おとぎばなしというテーマです。
子供の頃、おとぎばなしから学ぶことって実は多いんじゃないかと思います。
大人になってみると、単純なお話に感じてしまうこともあるかと思うんですが、子供が一番に善悪について考える機会ってもしかしたら、おとぎばなしかもしれません。
そういったテーマって、扱い方間違えると陳腐になってしまったり、難しいと思うんですよ。
でも、藤田作品の善悪描写についての真摯さはおとぎばなしに通じると思うんですよね。
そういう意味でもいいテーマじゃないかと思います。
主人公の月光も過去作品同様、そういう作品にふさわしい正しさを持ったキャラですよ。
各作品とも主人公を魅力的に描いているのは本当に見事だと思います。
最近は、こういう真っ直ぐな主人公も珍しくなりましたよね。
社会的にもそうなんですが、物語及び表現の世界でも善悪に対する迷いが表れてる作品がすごく多くなったように思います。
勿論、善悪ってそう簡単なものではなくて、個人の価値観の数だけ存在するともいえると思うんです。
ただ思うのは、例えば漫画などのレビューで勧善懲悪じゃない部分を評価しているものが未だに目に付くんですね。
でも、今そういう作品は腐るほどあると思うんです。
なんで、そんな今時珍しくもなんともない要素をあえて評価するのか疑問なんですが、もしかすると、逆説的な表現を無条件に良しとする風潮が若干あるのかもしれません。
作品において善悪を言及するって行為は非常に難しいと思います。
多くの物事は善悪二元論では論ずることができないということは、おそらく生きていれば感じることです。
しかし、そこで思考停止してしまう思うんですよ。
善悪なんて個人の価値観によるものだから考えても無駄…とか。
物事の善悪は決められないとしても、それについて考えることは無駄ではないと自分は思っています。
子供に人気のある作品でもそういった部分について、深く触れないものって最近多いように感じますね。
スタイリッシュだったり、萌えを追求するのは悪いことだと思いませんけど、単にそれだけの作品に感じるものは無いです。
繰り返しますが表現において、正しさを主張することは、読者にその答えを暗に委ねる何倍もエネルギーを使います。
善悪について読者の解釈に委ねるという行為は、問題提起といえますが、それが正しいかどうかを主張する場合、作者はその解答を持っていないことにはできないということです。
藤田作品はそういう点において、全力で取り組んでいるように感じます。
藤田作品の場合、どんなにかっこ悪くても人間として大切な部分を貫くっていうのが、逆にかっこいいんですよ。
たとえ、かっこいい名前の横文字の技やキャラが出てこなくても、登場人物が美男美女じゃなくても、すごくかっこいいんです。
この作品もそういう作品です。
余談的な部分の比率が多くなったのはご容赦ください…。
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おかしくなったおとぎ話の世界を鉢かづき姫と一緒に直す話。
カッコイイし熱いし漢らしいしで好きです。これから楽しみ。
追記:4巻まで買いました。
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藤田和日郎の絵が「強い」せいでしばらく気が付かなかったけど、カバーのレイアウトが昔ばなし調になってるのね。吉村勲氏、いい仕事だ。
それでまあ1ページ目から最後まで凄まじい勢いで読ませること読ませること。発想・絵・構成その他もろもろの描写が徹底的に気合いが入りまくり混然として、1巻にして余人のマネのできない世界が完成しているのはもうさすがとしか言いようがない。
月打された登場人物たちの、見ただけで問答無用で「凄まじい悪意と狂気をもっている」ことがわかってしまう表現力!
逆に一癖も二癖もある主人公とヒロインは本来なら読者をつなぎ止めづらいキャラクター性なのに、1巻読み終えるころにはなんと気持ちのいい奴らだという気持ちになっているからとんでもない。まだ何のバックボーンも明らかになってないのに(カレって結局なんなんだよ!)。おおげさに言って、この巻の存在はある種の事件ではないだろうか。
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いい、すごく好き。
本当の気持ちがいえない主人公ってとこが後々また、みそになるんだろうなー。
で、やっぱり泣かされるんだこの人のお話には。
大好きだものー!
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藤田 和日郎の新連載です。
物語の感じとしては、「からくりサーカス」ほど、ムチャクチャな感じではなくて、「うしおととら」みたいな感じの話になりそうです。
男の子は、熱いです。熱い男を描かせたら、ピカイチですね。
でも、普通のケンカが強いだけの高校生が、ビルの側面を駆け下りていくというのは……。いや、かっこよくって好きなんですけどね(笑)
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期待通りというか、「待ってました!」と叫びたくなるような藤田作品。これからどんな物語が出てくるのか、どんな登場人物たちが出てくるのか。また1つ楽しみな作品が増えた。
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熱い!ひねくれ者なのにこんなに熱くて真っ直ぐなキャラクターを描けるのは藤田先生しかいないと思います!
これからどんな個性的なおとぎばなしのキャラクター達が登場するのか楽しみです。
「世界の童話」シリーズのデザインの表紙も凝ってます。
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好きです!と、いきなり書き出してしまうくらい読んでいて熱中してしまいました。極印が顔につけられた時は訳もなくぞくぞくしました。主人公の月光も好きですね〜。過去2回の連載は長期に渡っているので今回はどうなるのかやきもきしてしまいす。
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私が藤田先生作品を買うとは思っていなかったのですが、ネットでオススメされていて購入しました。読んでみて、さすが!と唸ってしまいました。この作品の良さは、とにかく読んでみて!そうとしか言いようがありません。オススメ!
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あいかわらず魅せてくれる。設定よし、キャラクターよし、ストーリーよし、見せ方よし。気に入った。続刊購入決定済み。
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題材が新鮮。
御伽噺を色々研究してるなあって感じ。
そしてやっぱりこの作者ですから、勢いがある!