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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ、トルフィンとクヌートの再会か?!と期待したけど、今回は、農場のみの話でした。
例の脱走奴隷の話の続きです。
今巻で、それが決着したので、いよいよ、次巻は、再会実現かな?
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投稿者:なさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ注意です。この回はとても読んでいて辛い回でした。前回登場した逃亡奴隷ガルザルとアルネイズが中心となるんですが、アルネイズの過去が辛いです。読んでいる私までエイナルと同じきもちになりました。本当に何故こんなことになってしまったのかと思ってしまいます。またこの出来事が変わりつつあるトルフィンにどのような影響を与えるのか気になる巻でした。
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投稿者:シオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ
11巻で逃亡した奴隷に馬3頭の報奨。ケティル農場で妻だったアルネイズをみつける。奴隷の名はガルザル。ガルザルはアルネイズと息子との平穏な日々を取り戻す為に家人を皆殺しにしていた。囚われの身となったガルザルにせめて傷の手当てを、客人(用心棒)のねぐらに赴くアルネイズ、だが、ねぐらの入り口で蛇にみつかる。蛇は手下に(アルネイズを)大旦那の元に送り届けるように言い残して出ていく。アルネイズは手下の大男に希求して治療だけという条件に(ガルザルを他の手下が見張る)広場まで。夫だったガルザルの心情を知り、アルネイズは激しく動揺する。アルネイズの肩に手をかけた(手下の)大男の喉に・・・
14巻でトルフィンはクヌートに(ケティルの)農場から手を引くよう説得を試みる。1018年12月、トルフィン故郷(アイスランド)に戻る。10年上の歳月が流れていた。母ヘルガ、姉ユルヴァと再会を果たす。
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今回のお話は、今後の展開を左右するものなのかな、と。
ようやくトルフィンがやる気出してきたような気がしてならないです。
聖書の存在はトルフィンの生き方にどんな影響を与えてくるのかな。
贖罪について色々と考えているようなので、聖書がその助けになればいいんですけどね。
何かよりどころを見つけるのはいいことだと思いますし。
さて、ノルドの民として少し変わった価値観を持つようになったトルフィンですが、それでも戦いが避けられそうにない今後どうしていくのか。
昔の面々との再会は?また、戦場に出て行くの?エイナルは?蛇は?
色々と気になることは満載です。
まあ、何にせよ、今回一番の見どころはやっぱりアシェラッドですかね。
何、トルフィンてば、背が伸びてないの?としか、思えない位置にアシェラッドの顔があるなぁ、とかそんなところに目が行きましたが。
こういう場面で父よりも誰よりも真っ先に脳裏の浮かぶのがアシェラッドな辺り、彼がトルフィンに与えた影響の大きさを物語っているように思えます。
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うわぁ、せつね~!
せつな過ぎる!!!
この先どうなっちゃうの???
アルネイズーっっっ!!!
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トルフィンがやっと目覚め始めた! 長かった……。しかし、これからが始まりだ! つか、ブリテン島はどうなってんだ~
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もはやアニメ化は不可能ですね。
その位、密度が濃すぎます。幸村センセ。
ヴィンランド・サガ、最新刊。
11世紀初頭の北ヨーロッパの話。
当時世界を席巻していたヴァイキングたちの生き様を描いた歴史漫画。
奴隷編のクライマックス。
今までヴァイキングとして「奪う」行為を行っておいた主人公が、
奴隷に落ち「奪われる」側になる。
どう転んでも素晴らしい愛憎劇。
キリスト教が少し絡んできているので、シェークスピアっぽいと言えばそうなんですが、このレベルで愛憎劇を書ける作家は中々いませんよ。
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生命のほとばしり、運命のなせる事。
悲劇、と奇跡の狭間で想いは何を見いだすのか。
生きる事と死ぬ事の間にしかいない僕らは、
ただ笑っていたいだけなのに。
ただ、生きていたいのに大事な人と。
トルフィンの奴隷の日々がもうすぐ終わる。
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この世から争いがなくなればいいのに、というありふれた理想を語るトルフィンの言葉が試練として自分自身に重くのしかかってくる12巻。
争いは決してなくならないということを前提として話が進んでいるのが姿勢としてシビアで幸村さんらしいなあと思った。
前作の『プラネテス』と同様、「答えのでないもの」に対して自身がどう決断してどう振る舞うか、という問いかけの物語はまさに本領発揮といった感じがある。物語に強く引き込まれた。
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今回もトルフィンの考えに対してまた一つ壁が立ちはだかる。蛇が言った命の代償、トルフィンの考えはあくまで殺された者と殺した者の考えで、残された者にはどういった答えをだすのか、ここらへんでその問題に対して答えなければ本当の戦士の道には至らない気がしますね。
しかし、トルフィンの葛藤の象徴としてアシェラッドがでてくるってのはなんか胸にくるものがあるなぁ
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待ちに待った新刊です。
今回も濃ゆ~いお話&描き込みを楽しませて頂きました!
実力主義のこの時代、弱い者、負けた者が奴隷になるのは当たり前。
では勝者から奴隷に転落した主人公トルフィンはどうなるのか?
奪う者でも奪われる者でもない、第三の道が見えてきました。
逃亡奴隷ガルザルと、妻アルネイズのくだりが切なすぎる。
息子には自分と同じ道を歩ませたくない、ガルザルの言葉が、
胸にじんわりと染み込んできました。
息をするかのように当たり前な略奪、殺人。
ガルザルとトルフィンは、弱い立場になって初めて、
その理不尽さが理解できたのかな。
負の連鎖はどこで断ち切る事ができるのか…
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個人的にな見解を言わせてもらえば、これほどの水準でまとまった漫画はそうないと思う。
どれもが高水準でまとまっていて、バランスがいい。
なんと言っても、面白い。
これに尽きる。
今回は特に難しいテーマで、またそこには明確な答えなど存在しない。
立場が違えば、正義も答えも違ってくるからだ。
今回のこの幕引きは”やむを得ない”ところが大きいと思う。
だけど、このままでも終わらない。
まだひと波乱あるようだ。
戦争が当たり前の時代に、争いのない村をつくる。
ただその村を他と争わず守ることが本当に可能なのか?
平和のために戦争をしてちゃ意味がない。
その答えが、この物語の最大のテーマなような気がする。
若くて復讐にガツガツしていたトルフィンも魅力的だったが、色んなことを経験して大人になったトルフィンもまた魅力的だ。
トルフィン…お前、父親に似てきたな。。
今巻で一番印象に残った言葉。
「『戦いに参加するか否か』…勝てば鉄が手に入ります。
男達の決定は『参加』でした。
私達女は、それを聞いてビックリしました。
だって、私達の集落は別におナベや鎌の刃に困ってなかったんですもの。
男達は余分なもののために、命をかけようとしているのです。
それでも男達の決定に、女にくつがえすことはできません。
戦場に行く日の朝……。
カルザルは息子のヒャルティを抱いて言いました。
『ヒャルティ、そなたを守るために父は戦うのだ』と。
理解できませんでした。
守るためなら、一緒にいてくれればいいのに……。」
う~~ん、深い。
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11巻の終わりから、てっきりケティルの農場に
クヌート殿下とフローキが攻め込んで
レイフ含めてトルフィンとの再開という展開だと思ってたので
逃亡奴隷に関する巻になるというのが
やや肩すかしを食らった感あり。
まあでも、最後まで読んでみると、
ここで逃亡奴隷のあり方と最期を目の当たりにすることで
奴隷と戦争をなくすにはどうすればいいのかという
トルフィンの問題意識が深められることになるので
このタイミングで描かれることの意義はあったのかなと思った。
力(暴力)と財力が強いものが弱いものを従わせ、すべてを奪う
という世の中のあり方はこの時代ほどひどくはないものの
現代もそういう傾向があるだけに難しいですね。。
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実に久しぶりにトルフィンのアクションシーン。
相変わらず登場人物のリアリティがさすがだ。
王と再開するのも近い。
アメリカもやっと微かに見えてきた。
ますます楽しみだが、次巻が出るのはまた1年後かなぁ。
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戦いのない世界が欲しい。
どうすれば?
トルフィンのしたいこと。殿下との再会を前に夢が固まってきたね~。それにしてもトルフィンの理想郷は難しい。ヴァイキングの時代にどうあがいていくのか。
何もしなくても敵がくれば戦わざるを得ないじゃないか。本当に戦いのない地を作るには守るためにも戦いを選んではいけないのだと…どこかに安住の地はないのか…遠く遠く…あるかもわからない海の向こうに…国を作るほどの多くの人を連れてなど…
ともあれトルフィンの戦ってるところまたみれたー!蛇も強えーし心踊るー♪(野蛮人)
次は蛇さんの過去になるのかなー。殿下と早く再会して、どうわーっと物語が展開するのも待ち遠しいけど蛇さんも気になるから仕方ないな!
いいから次はいつだー!!!