手塚先生とアニメーション
2023/11/23 16:54
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
第3巻は手塚先生とアニメーションのお話が濃かったです!
手塚先生が中学生の頃に感銘を受けた、アジア初のアニメーションとの出会いがわかりやすく、その後の日中の文化交流に貢献された根っこの部分がわかりました。
『悟空の大冒険』が大大大好きだったので、その手塚先生にとっての"悟空"の変遷を知れて感無量でした。
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主な登場人物(手塚治虫以外)
第3巻
第12話 漫画手塚学校
わたべ淳、高見まこ、清水文夫、堀田あきお、石坂啓、福元一義、青木和夫
第13話 一番打者
壁村耐三、青木和夫、熊藤男、大塚公平、河野安廣、阿久津邦彦、鴨川つばめ、篠原(山下)幸雄
第14話 手塚治虫と6人の孫悟空(前編)
松谷孝征、鈴木伸一、石森章太郎、月岡貞夫、伊藤嘉彦、壁村耐三
第15話 手塚治虫と6人の孫悟空(後編)
清水義裕、伊藤嘉彦、石坂啓、松谷孝征、鈴木伸一、ウォンライミン、ウォングチャン、特偉
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TVドラマ化するらしいですがドラマよりドキュメンタリーの方が実写し易いと思うんだけど、どういう構成にするんだろ?
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相変わらずの手塚伝説だが、この巻には「秋田組秘話」みたいなエピソードも収録されていて、これが最高。今も「武闘派」と呼ばれるチャンピオン編集部のルーツがよくわかる
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相変わらずの熱量を感じる漫画。
手塚治虫ほどクレイジーかつ漫画を心から愛している人って、これからもなかなか現れないんじゃないかなと思わせる1冊。
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印象的なのは、「MW」の連載で、背景が入っていない原稿を持って行ってしまって、そのまま印刷に回されてしまった時、手塚治虫が悔し泣きをした、というエピソード。
完璧な作品が掲載されなくてよほど悔しかったのだろうなと思うと、マンガンにかける情熱の深さに心を打たれる。
そして孫悟空のエピソード。わかっていることなのに、手塚治虫逝去のところで鼻の奥がツンとしてしまった。
惜しい。ほんとに惜しい人をなくしたのだ、と。
もっともっと書きたかっただろうなあと思うし、もっともっと書いて欲しかったと思う。あの多彩な世界を、もっと見せて欲しかった。
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この度TVドラマ化が決定した『ブラック・ジャック創作秘話』第3弾。もはやブラック・ジャックそのものは後景に押しやられ、今回は「漫画手塚学校」で手塚の背中を追うスタッフ群像、「一番打者」で少年チャンピオン元編集長阿久津邦彦氏、「手塚治虫と6人の孫悟空」で中国アニメ『鉄扇公主』に端を発する手塚の5人の孫悟空(合計6人)が採り上げられる。特に「孫悟空」の章は、何を措いても作品のクオリティにこだわる手塚の気迫と執念が迸るようだ。中国から無許可出版物が見本として送られてきたときも、手塚が激怒したのは「無許可」であることではなく作品のクオリティの低さに対してだった。そこで彼は、何とこの「偽物」を無報酬で手直しして出版社に送り返したのだという。ここで思い出すのは、ディズニーが『ジャングル大帝』を盗作したとされる『ライオンキング』騒動だ。当時の手塚プロは、仮に盗作だとしてもディズニーファンだった手塚はむしろ光栄だと喜んだはずだと不問に付した。このゆるい対応に手塚ファンは切歯扼腕したわけだが、今にして思えば、確かに手塚さんなら盗作云々にはこだわらなかったことだろう。彼が喜んだかどうかは、作品のクオリティ次第だ。
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ドラマ化ですって?!
配役にもよるけど、手塚先生より難しそうなのは、壁村さん? 阿久津さん?
(そういえばマカロニほうれん荘のアオリ大好きだった。阿久津さんの作だったとは!)
石坂啓さんは有名だけど高見まこさんも手塚プロだったのですね。
石坂さんはまさに石坂ワールドなキャラですねっ。愛人もいいかも(笑)。
パクリにも動じず劣化絵に激しく反発するところが流石手塚クオリティ。
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手塚治虫の創作への意欲・執念が伝わり
相変わらず面白いけど流石に強烈なネタはネタ切れか(笑)
ブラックジャックとも関係なくなってきているし、
これ以上続けるのは秋田関係者の「昔はよかった・・・」
にしかならないと思う。
これで完結だと思うんですが、まだ続くの?(笑)
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関係者の証言を元に描かれた、鬼気迫る「手塚治虫漫画」の第三巻。
泥臭く決して「上手い」絵ではないけれど、臭い立つような生々しさがある。なんというか、「巧い」漫画。
漫画の神様・手塚治虫の破天荒で漫画みたいなエピソードが満載。
手塚治虫の名作漫画と共にオススメしたい作品です。
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そろそろ「BJ創作秘話」というより「手塚治虫創作秘話」のほうが内容に即しているかな、という感がないでもないが、相変わらず面白い。ほんとにこの人は逸話の倉庫だ。
また「秋田書店編集者伝説」のウェイトが多いのが気になる向きもあるだろうが、阿久津さんの話が面白すぎたので私はよし。あのころのチャンピオンのトンガリ具合や作家の個性は、この人あればこそだったんですなー。
中国の話は確かに驚愕の感動エピソード……ではあるのですが、版権的に日本がナメられる素地を作ってしまったのだろうか?という気もちょこっとしたり……
いずれにせよあの頃は、日中関係も和やかなもんだったよなあと遠い目になりました。
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愛だよ、愛。中学の課題図書にして、なんでもいいから、ともかく、愛を持つことがどれほど大事か、若い人に伝えようよ!!
正直、中国の海賊版のエピソードは感動の前に、頭にくるよ!でも、そんなちっぽけな利権じゃないんだよね!!愛ですよ、愛!!
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阿久津邦彦氏、目つきが鋭すぎるが、「マカロニほうれん荘」のアオリを書いた人だとは・・・。鴨川つばめ氏もゲスト出演。
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無茶苦茶なワガママエピソードは減っている気はします。
でも漫画やアニメへの熱意は感じました。
文字通り命がけでそれらに関わっていたかったんだろうなぁ。
でも関わりすぎて生き急ぎすぎた。
「短く太く」という言葉がピッタリ。
中国アニメのエピソードもあり驚きました。
手塚治虫と言えばディズニーファンのイメージがあったからです。
しかもパクリではなく「すごいアニメを作ってやろう!」と実際に作った人がいてびっくり!
私はその人たちもアニメも知りませんでしたがぜひ見てみたいです。
孫悟空が6人いるのもその兄弟へのリスペクトなんですね。
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ブラックジャック創作秘話と言うより、
漫画家「手塚治虫」さんっどんな人?こういう人!
と、
いった内容のマンガです。
3巻は、
300名の中から5名の新しいアシスタントとお食事の時に手塚先生がおっしゃったお言葉は、
「早く辞めてください!!」
そのまんま、
早く独り立ちしてくださいねって言うことなんだけど、その場で言うか?!
手塚先生のOKが出ていない原稿を、編集者さんが持って行っちゃって背景のないマンガが載っちゃったの。
怒るかと思いきや、
手塚先生は悔し涙ですよ!
どっかの漫画家にはわからないんだろうなぁ。。。
中国での手塚先生は?!
つか、
ボランティアってなんだろうって思ってしまいますよね。
おいらも、
手塚先生なみに熱くなりたいわ!