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電子書籍

ブラック・ジャック創作秘話

著者 吉本浩二,宮崎克

“漫画家は医者を創った。医者は漫画家を救った。”漫画史にきらめく不朽の名作「ブラック・ジャック」!! 漫画家の神様・手塚治虫先生の創作の現場を関係者の証言で再現するマンガ・ノンフィクション!!

ブラック・ジャック創作秘話手塚治虫の仕事場から

税込 704 6pt

ブラック・ジャック創作秘話手塚治虫の仕事場から

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

シリーズ完結

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ブラック・ジャック」連載当時を中心に、手塚プロでの作品制作の実態やその周辺について、関係者の証言を元に描いてきたシリーズも、この5巻で完結となった。
全5話が収録されている。

第20話「ふたりのピノコ」
4巻では、手塚の長男眞が取材を受けていたが、ここでは長女るみ子、次女千以子の二人が登場。
それぞれの幼少期から手塚が病没するまで、父・手塚治虫と人気漫画家・手塚治虫について、二人各々の視点から語られる。

第21話「砂かけ男」
手塚が、しばしば締切り間際まで原稿が遅れてしまうことは、1~4巻でも描かれてきた。
だが、原稿が編集部に届いても、それだけでは雑誌は出来ない。
編集部(出版社)から印刷会社、製本会社、配送会社を経て、やっと全国の書店に雑誌が並ぶのだ。
ここでは、この雑誌作りにおける出版社と印刷会社とのぎりぎりの攻防を、秋田書店製作部の荒木を中心に据えて描く。

第22話「歯医者はどこだ!?」
歯学部在学中、一年だけ休学して手塚プロに入ったアシスタントによる思い出話(12ページの掌編)。

第23話「手塚治虫は困った人なのだ」
手塚をよく知る赤塚不二夫と、手塚・赤塚両者の担当を経験した編集者による証言。
当時の名物編集長カベさんも登場。
手塚の原稿が遅いと愚痴や悪態を口にする編集者たちを、赤塚は一喝する。
赤塚から語られる、手塚の思いとは。

最終話「最後のひとり」

手塚プロに17年アシスタントとして在籍していた伴俊男の証言による、執筆時の手塚の姿。
そして、最晩年のエピソード。
入院してしまった手塚の指示を待ち、一人手塚プロの仕事場で電話の前に座る伴。
ようやくかかってきた電話で、伴は手塚から激しく怒鳴られてしまう。

シリーズ完結。
ぜひ全五冊を読み通して、「天才」「漫画の神様」と呼ばれた手塚と、手塚プロスタッフ、編集者らの漫画に懸けた思いを、追体験していただきたい。

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これは興味ある神様の話

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

神様と称される手塚治虫先生ですが、そればかりが先行してしまっていて、実際のお人柄が雲に撒かれた様になっている現在。
どの様な人柄だったのか知ることのできる漫画です。

鉄腕アトム、ブラックジャックを書いていた漫画家さんのお話です。

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手塚先生とアニメーション

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る

第3巻は手塚先生とアニメーションのお話が濃かったです!
手塚先生が中学生の頃に感銘を受けた、アジア初のアニメーションとの出会いがわかりやすく、その後の日中の文化交流に貢献された根っこの部分がわかりました。
『悟空の大冒険』が大大大好きだったので、その手塚先生にとっての"悟空"の変遷を知れて感無量でした。

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命がけ

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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る

作中に手塚先生が「仕事に命かけてください」というシーンがありますが、読めば読むほど本当に漫画にアニメに命をかけて仕事しているんだなと、その驚くべき仕事量に息を飲みます...
いろんな漫画で制作現場を"修羅場"と表側されるのを見てきましたが、マジもんの修羅場ここに極まれりでは...と思わずにはおれませんね。

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手塚治虫執筆時の数々の奇跡

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫が、「ブラック・ジャック」を連載していた当時の関係者の証言をもとに、その創作(執筆)作業の実態を描いている。
証言者としては、当時の手塚担当記者、手塚プロのスタッフ(マネージャー、チーフアシスタントなど)、更には石ノ森章太郎、永井豪、松本零士といった巨匠マンガ家や、手塚のアシスタントを経てマンガ家になった者(三浦みつる、寺沢武一、石坂啓など)と、実に広くカバーされ、よく取材されている。
中でも、強烈なキャラを発揮しているのが、当時の少年チャンピオン編集長壁村耐三である。
他を威圧するような風貌とヤクザのような言動は、今でも語り草らしい。
スランプに陥り、虫プロが倒産し、「手塚は、もう終わった」と言われていたとき、手塚に声をかけ「ブラック・ジャック」を連載させたのが、この壁村編集長であった。
以後、手塚は復活し、「ブッダ」「三つ目がとおる」などのヒット作を生むことになった。

さて、多くの証言で語られるのは、「天才」「マンガの神様」と呼ばれた手塚の、正に天才的・超人的な数々のエピソードである。
復活後、絶えず多くの連載を抱えるようになり、各社の締切に追われながらも、驚異的な速さ・分量で原稿を描き上げた、とか。
締切直前に完成間近の原稿を「面白くない」とボツにし、8時間で20ページを描き上げた、とか。
100ページの原稿を三日半で描き上げた後、「ブラック・ジャック」の打ち合わせに入り、即座に3つのストーリー案を提示した、とか。
しかも、その3案をボツにし、全く異なる4案目を考え出し、一日半で描き上げた、とか。
圧巻は、原稿に手を付けずアメリカ旅行に出てしまい、帰国日が最終校了日と重なっているのにも関わらず、現地でのペン入れが終わらなかったときの驚くべき対処方法だ。
詳しくは、本書にて確認されたい。

このように、天才手塚の人間離れしたペン入れの速さや、ろくに睡眠をとらずにこなしていく仕事量の多さ、湧き出して止まないアイディアとその創造力が、驚きと感動をもって描かれていて、どちらかといえば、手塚賛美の内容になっていると言える。
しかし、見方を変えると、これは天才手塚に周囲の人々が振り回された記録でもある。
締切ギリギリまで原稿が上がらないのは、当然、担当記者や出版社、場合によっては印刷会社に多大な迷惑が掛かっているのだ。
実際、原稿を落としてしまう(締切に間に合わない)こともあり、一部の編集者からは「遅虫」「嘘虫」と揶揄されていたという。

これらは、手塚の、より質の高いものを求める完璧主義に起因するようだ。
一度仕上げた後でも、「もっと面白くなるんじゃないか」「もっと良いものが作れるんじゃないか」と飽くなき探求を続けることで、締切ギリギリまで完成に至らない事態になってしまうのだ。
いつの世も、天才と呼ばれる人の周囲は振り回されるものだ。
だが、この完璧主義にに基づいた飽くなき探求心があったからこそ、手塚作品は面白くまた感動させられるのだ。

ぜひ、本書を通して、手塚治虫の創作の現場を知ってもらいたい。
手塚作品を読む際に、また違った感慨を持つようになるかも知れないから。

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天才の人物像が多面的に浮かび上がる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫が、「ブラック・ジャック」を連載していた当時のエピソードを、関係者の証言をもとに描き出すシリーズの4巻目。
全4話が収録されている。

第16話「手塚治虫の息子」では、手塚の長男・眞(真)を中心に、父親治虫と子供たちの関係や手塚家の教育方針などが語られる。
映像作家手塚眞の人物史にもなっているが、その中で「ブラック・ジャック」という作品との関わりが描かれている。

第17話「敗戦少年」での話の中心は、映画監督の大林宣彦である。
手塚と大林は、幾度か一緒に仕事をしていたようだが、そもそも大林が手塚作品に出合ったのは、戦後間もなくの頃で、1938年生まれの大林が、敗戦後、夢中になって読んでいたのが手塚作品であった。
そして、大林は「ブラック・ジャック」に関わることになる。

第18話「六畳間の青春」だけは、「ブラック・ジャック」執筆前の1959年頃の話だ。
当時、渋谷区初台に居を構えていた手塚と、三人の若きアシスタントとの交流が描かれている。

第19話「『ブラック・ジャック』誕生」では、虫プロが倒産し、折からの劇画ブームの影響もあり、人気の落ちてきた手塚に、手を差し伸べ連載の依頼をしてきた壁村編集長を中心に、「ブラック・ジャック」連載開始の裏側が語られる。
3~4回で打ち切り予定であった連載が、長期連載となり、雑誌の看板作品の一つになっていく。
手塚の才能に賭け、連載の機会を与え、見事「手塚治虫復活」の足掛かりに導き、時には厳しく叱咤しながらも手塚の信念の後押しをする壁村編集長の、手塚への揺るぎない信頼。
そこには、一本筋の通った男の潔さが感じられる。
(もっとも、連載依頼時は、「手塚治虫の死に水をとる」ような心境でいたらしいが)

本作は、掲載誌を変えながらも、連載が続いている。
次巻以降では、どのような「秘話」が描かれるか。
とても、楽しみだ。

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これで最後なのかな

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:通りすがりの偽善者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

亡き手塚先生のエピソードを知れることができたのは良かった。

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サラリーマンじゃ生きていけない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫のマネージャーや担当編集者のインタビューをもとに、不遇の時代から抜け出すきっかけとなった「ブラック・ジャック」の創作にまつわる面白とんでもエピソードを紹介している作品だ。
 そもそも、対象が神様・手塚治虫というだけで読者の興味を引くことは間違いなく、かつ、個人的に漫画家自体に興味を持つことはあまりなかったので、興味深く読むことが出来た。エピソード的にまとめると大きく3つに分けられるだろう。

 一つは全て自分で抱え込むため締切をを守らないことが多く、担当編集者が苦労させられたということ。二つ目はアニメ制作でリテイクを連発し、制作進行がとてつもなく厳しかったということ。三つ目は仕事を仕上げずアメリカに行き、ファックスもない時代に電話で原稿を仕上げようとしたこと。…あ、仕事が間に合わないということではどれも一緒だな。
 それでも手塚治虫が許されて来た理由は、まず何よりも作品が素晴らしいこと。そして、遅れるのが作品のクオリティを上げるためであること。最後に、笑顔に騙されるというところだろう。

 しかし、昭和の人間は破天荒なエピソードが多いよな。現代でもたまにいるけど。

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絵柄に少々難あり。でも手塚のエピソードをまた新たに知ることのできた本だった。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

知り合いから「こんな本知りませんか?」と教えてもらった。その人は「手塚治虫の人となりがわかって、面白かったですよ。さすが、手塚はすごい人だったんですね」と言い、私にぜひ読んでみてくれと言った。それがこの本だ。
『ブラック・ジャック 創作秘話』と題されているが、『ブラック・ジャック』自体の創作に関わる逸話が載せられているわけではない。『ブラック・ジャック』を描いていた頃の手塚治虫の逸話を、当時のことを知るアシスタントや雑誌編集者、その他関係者からのインタビューをマンガ化したものと言ってよいだろう。
インタビューは、手塚の担当編集者からチーフアシスタントになった福元一義、マネージャーだった現在の手塚プロダクション社長松谷孝征、『ブラック・ジャック』の担当編集者青木和夫、元アシスタントのマンガ家三浦みつる、小谷憲一、寺沢武一、雑誌編集者伊藤嘉彦、手塚アニメの制作進行をしていた清水義裕、元アシスタント三船毅志、伴俊男、手塚担当編集者松岡博治、マンガ家永井豪と、有名無名の人たちから手塚の逸話を聴きだしている。
私くらいに世代のマンガ好きにとってはすでに知っている話や、同じような話も出てくるが、何度見聞きしてもやはり手塚治虫はすごいとしか言いようがない。
『ブラック・ジャック』の評判をアシスタントにも確認し、ちょっとでもよくないと分かると原稿を描き直しにかかる。そのために締め切りに間に合わなくなって編集者に迷惑をかけることになっても、原稿を描き終えると「来週はがんばります」と言えてしまう手塚。
『ブラック・ジャック』連載1回分には3つ話を考えて、編集者に意見を求める手塚。
虫プロを倒産させたあと、アニメはやらないと言いながら、マンガとアニメを作り続けた手塚。
ファックスもインターネットもない時代に、アメリカから原稿のコマ割りからネーム、背景の絵の指示まで電話でしてしまう手塚。
本の帯には「“神様”は人間だ!!!」などと書いてあるが、各エピソードを読んでしまうとこれを神様と言わず何と言うのだろうと思ってしまう。ある意味すごく人間っぽいところがあるのが手塚治虫の魅力なのだろうけれど、それを「人間っぽい」と思わせるところが神様の神様たるところなんだろうと思う。
このマンガはそんな手塚の人間っぽいところを強調しようとしたのか、描いているマンガ家のタッチが濃く汗っぽい感じがしてしまう。これまでマスコミに出ていた手塚は紳士的に見えることが多かったので、そこを敢えて違うということを示したかったのだろうが、ここまでの描き方をしなくても良かったのではないかとも思う。少なくとも私にとっては手塚は神様なのだから、あの手塚マンガのシャープな線で手塚自身も描いても良かったのではないかと思ってしまう。シャープな感じの手塚が、このマンガに出てくるエピソードを見せるところにこそ手塚らしさがあるのではないだろうか。

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ブラックジャック創作秘話Vol,4

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫漫画ブラックジャックの仕事場風景での実録漫画。

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手塚治虫ってこんなに熱かったんだ・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽかぽか - この投稿者のレビュー一覧を見る

ベレー帽でニコニコの手塚先生は表向きの仮の姿だったと知って驚いた。真の手塚治虫は手ぬぐいを頭に巻いて、紙に顔をくっつけるくらいの勢いでマンガと対峙し、貧乏ゆすりをしながら渾身の力で作品を描いていたのか・・・。編集者など周囲の人から見た手塚像は読者の想像する姿とはあまりにも違い、それにかえって感動させられた。絵の好みは分かれるところだろうけれど、このマンガがすごいで1位を取ったのも納得の一冊。

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