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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラキーシャがナイフでジャティーバを殺そうとしてるんだと思ってました。
でもネックレスを返そうとしてたんですね…。
ケヴィンなんてクズなのにわかってないし…
素敵なライムの仲間
2016/11/26 20:36
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
同時多発テロが起きて数年後に書かれた作品からか、イスラムだったら爆弾テロやろ的な記述、あるいは人種差別について、取り上げられているのが、アメリカらしく思えました。サックスの同僚セリットーへの気遣い、また、その気遣いに気づくセリットー、いい同僚の関係で、こんな人たちと働けたらいいなと思うとともに、いつも以上にサックスのかっこよさが際立つ作品でした。後半は相変わらずの二転三転、いつ通り満足させられました!
結構楽しめました
2017/07/15 19:37
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
結構楽しめました。
犯人が案外あっさりと捕まったのは残念でしたけれど。(笑)
この「リンカーン・ライム」シリーズではやっぱり「ウォッチメーカー」が最高傑作だと私は思います。
私が初めて読んだのが「ウォッチ・メーカー」であったのはこの作家さんを知ったという意味では幸運ですが、他の作品を読むときに期待するものが高くなり過ぎるという意味では不運だったかも知れません。
以下ネタバレになるかも(未読な方は飛ばしてください)
死刑制度を議論するときに置き去りにされることが多いのが死刑を執行する刑務所の職員の心や精神的なダメージに対するケアであることは、これまでにたまに目にしてきましたが、死刑制度を維持することに肯定的な意見が多いこの国で暮らしている限りは、知らないふりをするのは卑怯と言える態度かも知れませんね。
犯人の性格描写を読みながらサスペンス的な楽しみよりも、そんなことをずーっと考えてしまう作品でもありました。
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リンカーン・ライムのような上司がいたら、凡人にとって、その職場は針の筵のようだろうなぁ。
そんなライムの皮肉やかんしゃくにも、びくともしない介護士のトムが、シリーズ一作目からのお気に入り。
超然ぶりは、ジーヴスみたい。
The Twelfth Card by Jeffery Deaver
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何回も良い意味で予想を裏切る期待通りの展開。
人種差別という難しいテーマを持ち込むだけでなく、140年前の事件と現在進行形の事件、また警察の目を逸らすための事件など複雑に絡み合いながら進んでいく。
こいつが実は真犯人じゃないかと素人ながら推理したりしてみても、簡単に裏切られ、なんだこっちか?と振り回されながら読み終えました。
やはり、リンカーン・ライムはすごい。
登場人物それぞれが生き生きと表現されているのもポイントが高い。
早く続編が読みたい(^^)/
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リンカーン・ライムシリーズ。
ハーレムの高校に通う16歳の少女が襲われる。彼女は、間一髪で逃げおおせるが、それは連鎖する事件の幕開けであった。
なんで映画「ボーンコレクター」で、ライムをデンゼル・ワシントンにしちゃったのかなぁ。いや、ワシントンはいい役者だけど、やっぱり黒人であることと白人であることは、違うのです。
そして、ディーヴァーのこのシリーズの中のライムは、白人です。
なんというか、映画でデンゼル・ワシントンでOKだしちゃったけど、やっぱりそれはちょっとベクトルが違うんだよ、っていうのを言いたい作品なのかと思った。
ってことで、事件のきっかけになる少女は黒人です。そのことが、ライムの最後の独白ですごく生きている。
人間であるということはどういうことなのか。
生きているということは、どういうことなのか。
それを問うことや、その答えに肌の色は無関係だと言える人は、多分視野が狭いか、とても幸せな人なんだろう。
少女、ジェニーヴァがとっても魅力的です。
彼女の姿を読むだけでも、読む価値は十二分にありますよ。
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後半は政治的な話になっていく、アメリカ人が得意の「陰謀説」に行くのかと思ったが、意外と小さな所に落とした印象。
好みの問題かもしれないが。
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この作品はいつもなあざといどんでん返しはなかったですが、それでも堪能出来ました。
アメリカの負の部分にひかりを当ててある意味歴史という重さを照らしていますね。
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ジェフリー ディーヴァーの作品を読んだのは、2作目である。
アメリカの人権の歴史も絡めて、本当によく出来た筋書きだ。
もう終わりかと思うと、さらにどんでん返しがあるところが、彼のミステリーの特色だ。
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バラバラに見えた要素が見事にひとつ所(この場合はふたつ?)に収まる快感。毎回いろんなギミックを考えるものだ。
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ディーヴァーとしては、普通の出来かと。ストーリー展開は変わらずだけど、ちょっと緊張感が足りなかった。ボイド逮捕以降は、特に。
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読んだことないと思って借りたら読んだことあった…(´・ω・`)
このシリーズはすごく好き。
ジェニーヴァのキャラクターが良かった。
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以外とあっさり主犯が捕まってしまった。いろんな要素を詰め込みすぎて、散漫になってしまったかな。。リンカーン・ライムの変化は嬉しい。
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やっぱりさすがディーヴァー、すごくおもしろかった!わたしはこういうミステリが好きなんだー!と思った。こういう、とはどういう?まず、謎解きの過程が明確、っていうか、どうしてこういう捜査をしているのかっていうのが根拠があってわかりやすいというか。事件現場に残されていたものの分析とか科学的な捜査は、こんなことするんだーって好奇心もあるし、なるほどねーと説得力もある。よくあるような、素人探偵がなんとなーくききこみしたり、偶然知ったりするうちになんとなく核心に迫っていくのとは違う。それにプラスして、ディーヴァーならではのすごいハラハラ感。見せ場はもちろん盛大にスリリングなんだけど、ほかにほんのちょっとしたことでもドキッとさせられたり。それと、犯人さがし以外にも、さまざまな要素が盛り込まれていて物語に厚みがある。今回だったら、ハーレムの歴史とか、黒人社会についてとか。(ちょっと「アラバマ物語」も読んでみたくなった。)登場人物の、事件にかかわる部分だけじゃない個人的なこととか。今回は主人公ライムの回復のこととか、精神的にダメージを受けた刑事がどうやって立ち直るかとか、被害者の少女の成長とか。いちばん好きなのは読後感がいいところ! 希望がある。読み終わると勇気がわいてくるような。途中も暗くないし。ただ今回……以下ネタばれ。事件解決といったん思わせて、っていうのがあまりうまくいっていないような。見せかけなんじゃないか、とわたしでも思うんだから、聡明なライムがそう簡単に納得するはずはないだろう、と。
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いつものシリーズ通りぐいぐい読ませる内容だったのは確か。ただ上巻を読みながら、きっとまだ何かあるのだろうと思ったのが、そうでもなく終結したのが残念だった。12番目のカードも、「えっそれだけ!?」という感じで表題にするまでかなと思った。たしかに象徴的な意味では必要だったが。いつもと違う、過去の事件の解決や、ライムの最後のシーンを見せるための作品と思えば十分シリーズの中でも読み応えのあるものだとは思った。