読割 50
電子書籍
ピエドラ川のほとりで私は泣いた
著者 著者:パウロ・コエーリョ , 訳者:山川 紘矢 , 訳者:山川 亜希子
ピラールのもとに、ある日幼なじみの男性から手紙が届く。久々に再会した彼から愛を告白され戸惑うピラール。しかし修道士でヒーラーでもある彼と旅するうちに、彼女は真実の愛を発見...
ピエドラ川のほとりで私は泣いた
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
ピエドラ川のほとりで私は泣いた (角川文庫)
商品説明
ピラールのもとに、ある日幼なじみの男性から手紙が届く。久々に再会した彼から愛を告白され戸惑うピラール。しかし修道士でヒーラーでもある彼と旅するうちに、彼女は真実の愛を発見する。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
上質な映画を観終わったような気分。
2022/02/06 13:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
細かな風景描写があるわけでない。最小限な中に凛とした世界が広がっている。
むしろ、心の葛藤が浮き彫りにされていく。まるで、告解のように。
スピリチュアルと言うのとは、少し違うような気がする。愛の発見、信仰の発見、回帰、宣言。
キリスト教における母性性について考えさせられるところもある。私自身、何故神に使えるのは男性なのか(荘園時代の資産の確保等といった背景は無視して)、神父様がシスターより偉いのか、プロテスタントでは何故マリア様を大切にしないのか、父ヨセフに対する扱い等疑問に思い始めていたことが、出てきて、アッ!私だけではないんだ等とも思った。
時期をおいて、また読みたい。信仰について考えることの出来る本だと思う。
紙の本
愛と献身とはかくも美しくこっけいなもの
2002/05/08 09:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カレン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度見ただけで忘れられなくなるタイトルだ。
寒風吹きすさぶ誰もいない川のほとりで、地面に身を投げ出して号泣する人の姿が浮かんでくる。
ピラールは同じサラゴサ付近の出身の幼なじみによばれ、北の町に会いに行く。
彼は今や人々を癒す神秘的な力を身につけた修道士になっていた。
少年時代実ることのなかった恋の思い出が、ふたりを近づけるも、ピラールは傷つくことを恐れる気持ちから偽善的でシニカルな言動に始終し、彼も神と民衆のためにすべてをささげる身だった。
見知らぬ町で、彼やその仲間とともにワインに酔い、議論を交わし通りを練り歩くシーンが忘れられない。
恋と祝祭の昂揚感に、読んでいるこちらまで酔ってしまいそうだ。
その晩彼が知られていない歌を歌うのに対して、後でその曲を聴いたときいつも彼を思い出すための選曲だ、とピラールが思うところなんてまさにこれこそ恋でしょう。
これはピラールが自らの半身を見つける旅であり、同時に自己を見出す過程でもあるのだった。
紙の本
スピリチュアル
2018/11/11 18:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
スピリチュアルな物語。
自分の思うままに、信じるように生きていくのはとても難しい事ですが、その先に幸せがあるのなら挑む価値はあるのかもしれません。